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EC事業会社に転職する際の重要な10のスキル
COLUMN 2019.8.14

EC事業会社に転職する際の重要な10のスキル

Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、自社サイトなどで商品やサービスを展開し、収益を上げるEC事業。

今回はそんなEC事業会社に転職する際の重要な10のスキルと注意点についてお伝えしていきたいと思います。

スキル1:効果検証力

EC事業を引き上げる最大のスキル

効果を徹底して検証する力がEC事業で働く大きな仕事の一つになります。解析できる情報が多くあり、改善策が見えやすいのもEC事業の特徴です。

言うなれば、他のEC事業会社も日々徹底した効果検証を行っています。効果検証を何度も行うことで、捉え切れていなかった感覚が芽生えるようになり、ECセンスが培われていきます。

スキル2:変動力

季節やキャンペーンに迅速に対応させていくスキル

EC事業はシンプルに商品をネットに掲載するだけではありません。Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど、プラットフォームごとにキャンペーンは大きく異なります。

キャンペーンに合わせた商品の打ち出し方やクーポンなどの発行、広告出稿、メルマガ発行など、やるべきことはたくさん存在します。

また、自社サイトでも年間を通して変動性があるということは、それだけユーザーや既存顧客の興味を引きつけるチャンスです。顧客の属性によっては、同梱物や郵便物を工夫する施策も求められます。

スキル3:ニーズ把握力

顧客にニーズを多面的に把握するスキル

作った商品が時代の流れによって、当初と違った形のニーズは増えるということがあります。例えば、酵素系のサプリメントでも、「便秘解消」だったのが、「ダイエット」になり、最後には「腸内細菌の多様化」に変化するといった形です。

健康食品であれば、健康情報系のテレビ番組で放送されたり、健康情報がYahoo!ニューストップに掲載されたりといったメディアの影響で、ニーズの大きな変化は起こる可能性があります。

自分たちの商品の打ち出し方が、別のニーズを満たすのではないかという視野を常に持つことはとても大切です。

スキル4:ライティング力

細かく即座に文章を書き出すスキル

どんな仕事をするかによりますが、自社ECサイト以外に、ECプラットフォームなどに出店していると、とにかく断続的に文章を入力するようなことが非常に多くなります。

ECは、LPなどのセールスレターだけでなく、同梱物、メルマガ、SNS、広告など、ありとあらゆる機会にライティングの機会があります。

専属でライターを内製化していない場合、小さなライティング作業がしばしば入り込んでくることもあるでしょう。ライティング力は、効果を検証したアイデアを出す力にもなります。文章を書くスキルがあることは、ECそのものと相性がとても良いことを意味します。

スキル5:インプット力

学び続けるスキル

常に変化の大きな業界だからこそ、学び続けなければ、スキルがガラパゴス化してしまいます。

そう考えると、EC業界そのものが大好きで、普段からECのトレンドを追ったり、新しい機能やツールを試したり、同業から情報を仕入れることが好きな人は、自然にインプット力を磨いていると言えます。

スキル6:ツール選択力

自社にフィットしたツールやシステムを選定するスキル

MAやCRMなどを上手に導入することができれば、EC事業のシステムにあまりにも大きな変化を加えることができます。

リピート購入、定期購入、新規購入などを自動的に回る仕組みができれば、新商品や新サービスのマーケティングにも大いに適用できます。自社ECにフィットしたツールやシステムを選定し、土台を強める力は、機械学習や人工知能などが発達していくこれからはとても求められていくスキルとなるでしょう。

スキル7:比較力

他のECにも目を向け、比較しながら情報を得るスキル

他の商品やECサイトデザインを眺め続け、比較する力が求められます。それは、他の商品やECが「正解」を持っているからです。

売れている商品、売れているサイトなどは、「売れる」という正解が出ています。他社のECの裏側までを把握することができないため、その正解の根本的な要素を知ることは難しいこともあります。

しかしながら、既に他社のECから自社のECを改善する多くの手掛りがあることを意識し、比較し続けることで、正しい施策を出せる力が高まっていきます。

スキル8:企画力

出尽くされていく時代に負けないアイデアを出すスキル

EC業界はネット社会と共に生まれた産業です。一次産業に比べて、明らかに新しい分野ではありますが、時代と共に「新鮮」だと思われていたアイデアは、普遍的なものになっていきます。

そのため、ユーザーの心を捉えるためには、常に既存に捉われない新しいアイデアを出す力が求められます。

良い企画を作ることができれば、その企画を一気に広める広告施策は非常に行いやすい時代です。企画一つで、EC事業は大きく変わるとも言えます。

スキル9:サポート力

ユーザーファーストを実践し続けるスキル

これからECは単にWeb上で商品を販売する場所ではなくなります。これからのECはユーザーをサポートするコミュニティ的な役割の比重が大きくなるでしょう。

ユーザーが商品を通して、問題を解決しながら、人生を好転させ、長期的に付き合いたいと思うような場所です。

顧客生涯価値と呼ばれるLife Time Value(ライフ タイム バリュー)「LTV」が大切だと言われるのもそのためです。

顧客へのサポートフルなオンライン上のコミュニティが存在し、そこに魅力を感じながら、商品を購入し続けるようなことも考えられます。

スキル10:マルチタスク力

雑多な業務をスピーディーにこなす力

EC事業は、細かく対応する仕事が多いため、連絡事項や差し替えが非常に多くあります。

同時進行で抱える細かな仕事に対してスピーディーに対応する力が求められます。ケアレスミスが多かったり、小さなことをあまり気にしなかったりするようなタイプは、ECのマルチタスクになれるまでストレスを抱えるかもしれません。

しかし、EC事業だけでなく、どの業界も時代の流れの速さに即座に対応する行動体質はこれまで以上に求められています。EC事業のマルチタスクは社会人としての総合力を非常に高めてくれるはずです。

最後に:EC事業を経験することで、今後のキャリアにも大きなプラスになる

人がWebでモノやコトを買う感覚を養える

以上、EC事業会社に転職する際の重要な10のスキルと注意点についてお伝えしてきました。

EC事業の魅力は「人がWebでモノやコトを買う感覚を養える」ということです。

どうしたら売れるのか、人が購入に至る機微を突き詰める経験をすることができます。

すべての存続している企業は、人のニーズを満たしています。法人を含めた人が何かを必要とし、その必要性に沿った商品やサービがあるからこそ、購入や成約に至るのです。

EC事業会社の経験は今後のキャリアにとてもプラスになる経験をたくさん得ることができます。ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。

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