フリーランスの営業手法、10つの仕事の取り方とは?
知っておきたいフリーランスと営業
営業を仕組み化できるフリーランスは食いっぱぐれがない
「技術はあるけど、仕事がない」、これはフリーランスとしては一番避けたい状況です。もしくは、「もっと上のステージのフリーランサーとして生きていくために、営業スキルを高めたい」という方もいると思います。
そこで、今回はフリーランスが学ぶべき営業手法、仕事の取り方を公開していきます。営業手法、仕事の取り方はさまざまありますので、自分自身の生き様や哲学にフィットしたものを取り入れてみてください。
方法1:フリーランス向けエージェントを使う
営業が苦手なフリーランスが高単価の仕事を取ることができる
専門性やスキルに自信がある場合は、フリーランス向けの高単価案件をマッチングしてくれるサービスを利用するのが一番手っ取り早いです。実際に営業はエージェントがしてくれることになりますが、プロフィールやポートフォリオをきちんと仕上げることで、質の高い仕事を得られる確率はどんどん上がっていきます。
仕事を獲得するチャネルの1つとして、きちんと登録しておくと良いでしょう。実績やポートフォリオ、自分の強みをきちんとまとめる機会となったり、精査した情報が他の営業にも大きく活きてきます。
方法2:お仕事マッチング系のEXPOに出る
数日間で一気にたくさんの企業と繋がることができる
フリーランサーがブースを出して、広告代理店、メーカーなどの企業が来場するお仕事マッチング系のEXPOが存在します。一番規模が大きいのは、リードエグジビションジャパンが開催する「クリエイターEXPO」になります。
「クリエイターEXPO」は、文章、マンガ、イラスト、写真、映像、アニメ、ゲーム、音楽などを創作する個人が出展し、メディアや一般企業の宣伝・商品企画担当者へ自分自身を売り込む商談会で、ブースは3日間出展することができます。
東京ビッグサイトにあらゆる企業が来場して、一気に仕事を獲得する脈を作ることができます。地方のフリーランサーには特におすすめです。3日間のうちに、毎月定期で仕事をもらうようなクライアントが複数見つかれば、それだけで、自身の満足する年収に達するということもあります。
方法3:ビジネスコミュニティに属する
自分の好むコミュニティが見つかれば儲けもの
自分自身の住んでいる地域にビジネスコミュニティが存在していないかをチェックしましょう。一番有名なビジネスコミュニティはBNIがあります。BNIは、数十人の経営者や事業者で構成される「チャプター」と呼ばれるグループで信頼関係を築き、お互いにリファーラルを提供します。リファーラルとは、「ビジネス的還元」と言うと分かりやすいでしょうか。つまり、「確実に相手に何かをもたらし、相手に何かをもたらしてもらう」という関係です。
ビジネスコミュニティによって、人間関係性の質感が千差万別です。合う合わないに個人差があると思いますが、自分の好むビジネスコミュニティで、なおかつ、仕事が定期的に得られるようになれば、とても楽しいフリーランスの生活が送れるでしょう。
方法4:無料セミナーを開く
無料は有料への架け橋
無料セミナーを開き、潜在顧客を集め、関係を築いて、仕事へ発展させる可能性を開拓する方法です。無料なので、潜在顧客を集客がしやすいのが利点です。無料セミナーをバージョンアップさせて、有料セミナーとして売り出すこともできます。
セミナーの内容が良ければ、参加者が5人程度でも、その5人が自然に周囲へ紹介し、人脈がどんどん形成されます。すると、セミナー参加者がサービスに申し込みしなくても、差し迫ってあなたのサービスを利用したそうな人を連れてきたりするような現象が起こります。
方法5:セミナーに参加する
意識の高い参加者と繋がり、仕事を獲得することに発展する
自分で興味のあるセミナーに参加し、参加者と繋がることで、仕事へ発展するという方法です。終了後に懇親会があるようなセミナーを選ぶと良いでしょう。同じ目的意識を持っているので、仲を深めやすく、人脈としての質が非常に良くなる可能性があります。
方法6:異業種交流会に出る
DM的出会いでも意外と仕事に発展していく
「B to B」も「B to C」できるようなフリーランサーは、異業種交流会にひらすら出るというのも手です。異業種交流会は、チラシをいろんなポストに入れるようなDM的な要素が強いですが、意外と仕事にも発展していきます。
飲みニケーションは、時間とお金と健康の負担も考えなければいけません。
方法7:雑誌やフリペーパーに広告を出す
良い広告先を見つければ、定期的に出稿するだけで仕事が成り立つ
仕事をくれそうな潜在顧客が多い雑誌やフリーペーパーに広告を出すという手もあります。
ローカルのビジネス誌に広告を載せるのはありかもしれません。「お偉いさんや発注権限のある人が昼休みや暇なときに読んでいるから、意外に効果が高かった」という声もあります。予算に余裕のある方は、試してみると良いかもしれません。
方法8:ひらすらSEOする
上位表示され続ければ、敏腕営業マンとして仕事を取ってきてくれる
ホームページやブログでSEOを頑張るのも一つの手です。サービスサイトを作って、「地域名+ニーズ」で上位表示されたら、それはそれで儲けもの。「地域名+ニーズ+フリーランス」のワードでSEOを掛けていれば、フリーランスを探している潜在顧客と出会える確率が高くなります。
サービスサイトで上位表示されない場合は、潜在顧客が求める記事をひたすら書いていきます。ページ数が増えることで、検索エンジンの評価の高いサイトになります。様々なキーワードを狙った記事を書くことで、小さなニーズのキーワードが束になって、アクセス数が増えていき、集客へ繋がっていきます。
方法9:DMをポスティングする
すぐに取り組める営業努力
個人向けであれば、DMを作り、ネットプリントなので印刷し、ポスティングするという方法もあります。すぐに取り組める努力ですし、ポストする時間は自由なので、行き詰っているときに試してみるのも良いでしょう。
DMから直接成約を狙うこともできますが、無料特典や無料プレゼントなどを付けて、メリットを先に与えて、サイトへ誘導し、リストを獲得し、そこから営業ということもできます。
方法10:SNSからの流入を狙う
精神安定剤にならないように注意
キャラ立ち、発言のインパクトが重要になってきます。ブランディングとしても非常に有効活用できますが、SNSの隆盛と荒廃に大きな影響を受けます。いきなりアカウントが削除されるリスクもあります。主体とするよりは、サブ的なツールで用いるのが良いと思います。性に合わないなら、やらなくて良いと感じています。
営業のために始めたSNSが、自分自身の精神安定剤となり、どっぷりSNSにハマってしまうというフリーランサーも少なくありません。本末転倒にならないようにしましょう。
最後に:専門性を常に突き詰めると営業力は掛け算になる
結局は技術力や実績が大きな訴求力になる
営業の仕組みを作っていきながら、自分の専門性を常に高めることを忘れなければ、営業の仕組みから放たれた結果は、どんどん大きいのものなります。
技術力や実績が高くなっていけば、即決率も上がります。見積もりなどを細かく出す機会も減ってきます。営業のコストもどんどん下がっていきます。
最終的には営業と思わずに活動していることが、営業として成立する、そんなフリーランサーになっていきます、ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。
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