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フリーランスから正社員への再就職は難しい?
COLUMN 2020.3.14

フリーランスから正社員への再就職は難しい?

いったんフリーランスになってしまうと、正社員への転職活動は厳しくなってしまうと考えている方もいるはずです。そこで、今回は、フリーランスから正社員への再就職の難しさについて掘り下げて解説していきたいと思います。

フリーランスから正社員に転職するのは難しい?

答え1:企業は見つかるが、評価は企業により大きな差がある

フリーランスから正社員の転職は正直難しくありません。しかしながら、あなたの入りたい企業が必ずしも、フリーランスの時代を過ごしたあなたを評価してくれるとは限りません。

フリーランスに対する価値観は企業によってあまりにもバラツキがあります。例えば、フリーランスは独りで企画から提供、運営、管理、税務までを行う人も多いと思います。

ゼネラリスト的な体質が磨かれているフリーランスは、社内でより幅広く活躍してくれると評価できそうですよね。

しかし、フリーランスは自分勝手で自由に働いているから、社内制度の中では使い物にならないと感じる企業もいるでしょう。

企業がベンチャーで自由な風土だとしても、採用担当者の価値観がフリーランスに対して好意的だとは限りません。

そのため、フリーランスが正社員への再就職を目指す場合は、様々な企業の選考を受けていくことが重要です。

少数の企業を受けて、評価がまったくダメだったとしても、数をこなすことで、フリーランスの経験値を好意的に捉える企業に出会うことができます。

答え2:複業の時代に元フリーランスの需要は高まる

これからは複業の時代です。社員が複業(副業)をする時代です。社員の複業(副業)を促進するメリットは、社員が複業(副業)で成果を挙げれば、自尊心や余裕を手に入れることができ、本業で攻めの姿勢を持ってもらえることにあります。

そのため、フリーランスノウハウを持った人間が社内にいることはとても大きな価値だと思います。

企業研修と言えば、企業内に関連するノウハウを教え込む機会ですが、これからの企業研修は、社員にフリーランススキルを教え込む機会も増えるように思えます。

フリーランスを経験した社員が、企業勤めをする価値を上手に訴えることができれば、自分自身の価値をより高く売り込んで、好待遇な正社員として働くことができるようになるでしょう。

答え3:難しさの質は違えど、労は同じ

フリーランスから正社員になった際に、メンタルや体力的な部分を気にする方がいるかもしれません。

極論、フリーランスも正社員も難易度は同じと捉えて構いません。難易度は同じでも、難しさの種類が違うのです。

だからこそ、フリーランスから正社員になることで、簡単になることも増えるわけです。

フリーランスから正社員に転職する際のポイント

ポイント1:フリーランスから正社員に転職する明確な理由を伝える

フリーランスから正社員への転職を円滑に実現するためには、採用試験を受ける企業に対して、正社員に転職する明確な理由を伝える必要があります。

できれば、肯定的な理由を述べると良いです。

「そもそもフリーランスと会社員をその都度、織り交ぜていくことがビジネスパーソンとして考えていました。フリーランスとして自分の思ったような経験ができたので、ここからは正社員として企業の中で力を出し切れるようになりたいと感じています。」

「フリーランスとして実績を重ねてきて、これからもフリーランスで過ごすことは悪くないと考えています。しかし、御社のようなプロジェクトで、チームで取り組んでいく仕事は、フリーランスの活動では行うことができません。私自身、組織の中で、社員同士で分かり合う、分かち合うということに全力を注いでみたいという気持ちが強くなりました。」

このように、正社員としてでしかできないことを伝え、そのうえで、応募企業に対する独自の志望理由へ発展させていくと、より真剣な態度が伝わっていきます。

ポイント2:正社員としての自分の適性を伝える

企業が良く抱える不安要素としては、フリーランスだった人間が、正社員としての体質やマインドセットへシフトチェンジできるかという点です。

そのため、この不安対処を丁寧に行う必要があります。

面接では、企業風土や企業が求める人材をヒアリングしながら、採用担当者の答えをベースに、正社員としての自分の適性を積極的にプレゼンテーションしていきましょう。

ポイント3:フリーランスを経験したからこその強みを伝える

フリーランスであることに引け目を感じることはありません。むしろ、ビジネスパーソンとしては、フリーランスというジャンルを網羅したことは、立派な実績の一つです。

フリーランスを経験したからこそ、会社員として大事なことも分かるはずです。

企業によっては、フリーランスに仕事を振って、フリーランスとともに業務をこなすこともあるでしょう。そういった企業では、フリーランスを経験し、フリーランスの仲間と交流し、フリーランスの気持ちを汲み取れる人は、むしろ欲しい人材と言えるでしょう。

フリーランスを経験したからこその強みを思いっきり伝えれば、正社員しか経験していない人ばかりが応募している採用試験の中で、あなたの個性が良い具合に際立つでしょう。

最後に:無限の働き方の可能性を自分に見出していこう

フリーランスから正社員への再就職は別に変わったことではない

以上、フリーランスから正社員への再就職に関する難しさや就職活動をする際のポイントについてお伝えしてきました。

働き方に関しては、これからますます多様なスタイルや価値観が入り組んでいくでしょう。

時代が進むにつれて、フリーランスから正社員への再就職はよりハードルが下がってくると言えます。

また、フリーランスとして一気に力を蓄えた良い人材であれば、企業は喉から手が出るほど欲しくなると言えます。

そのため、フリーランスであまり良い実績が出ていなくても、正社員として雇う立場からすれば、かなり良質な人材であるというケースもあります。

フリーランスの方は、自分の価値を下に見過ぎずに、正社員のみのキャリアを持った人材に対して、自分をよりポジティブな視点を捉えることも大事です。

ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。

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