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クリエイターが知っておきたい「ニッチ・マーケティング」の知識について
COLUMN 2020.2.27

クリエイターが知っておきたい「ニッチ・マーケティング」の知識について

今回はクリエイター向けに「ニッチ・マーケティング」について分かりやすく説明します。

「ニッチ」という言葉は、日常会話の中で使っているクリエイターの方もいるのではないでしょうか?

テレビ番組でアングラなネタを見た時に「ニッチなとこ狙ってるなー」といったような使い方をしますよね。

クリエイターは「社会的なクリエイティブのプロ」です。私たちが何かを作るとき、クリエイトしたものは「必ず誰かに刺さるべきもの」でなければなりません。

クリエイターはニッチ・マーケティングから多くの学びを得ることができるでしょう。

そもそもニッチ(NICHE)とは

マイナーで狭義な範囲や属性のこと

ニッチには、 マニアック、弱小 、アンダーグラウンド、アングラ、サブカルチャー、マイナーといった意味があります。

例えば、「一般大衆に人気である」という感覚は、メジャーであり、マジョリティですよね。

ニッチは決してマイナスなワードではなく、「マジョリティな視点をより絞りましょう!」という意味を持ちます。

ニッチ・マーケティングとは

マイナーで狭義な範囲や属性のこと

ニッチ・マーケティングとは、「特定の小さな市場セグメント」に焦点を当てたマーケティング手法を言います。

なぜ、ニッチ・マーケティングが重要なのか?

理由1、情報量過多でニッチじゃなければ刺さらないから

時代と共に人が触れる情報量は膨大になってきています。ユーザは広告慣れ、コンテンツ慣れしています。

一般大衆向けにザックリ作ると、広告やコンテンツを深く心に訴えることができなくなります。

男性向けと女性向けという大きなセグメント分けですら、作るべきコンテンツの内容は変わってきます。

ターゲットをニッチに絞れば絞るほど、よりダイレクトにターゲットに刺さる広告やコンテンツを作ることができるのです。

理由2:価値観があまりにも多様化したから

価値観が多様化して、そもそもマジョリティの母数が少なくなっています。

CDでミリオンセラーのヒットを飛ばすアーティストが少なくなった代わりに、多様な歌手が生き残れるようになった、というイメージです。

そのため、そもそもニッチで行くことに価値が高まっているとも言えます。

ニッチは多様化された時代にまさに行うべき王道へと変化しているのです。

理由3:一気に地位を確立しやすい

ニッチの市場を攻め込むことで、一気にそのニッチな範囲の市場で地位を確立することができます。

激しい変化が続く時代は、事業を長期的に安定させることが難しくなっています。

一気にコミットし、一気に市場を開拓する、このスピード感が重要になっているため、マーケティングもよりニッチな視点を持つべきなのです。

ニッチ・マーケティングは反応数が小さいが、1つの反応の度合いは大きい

ニッチ・マーケティングを通して、マーケティング感覚が洗練されていく

ニッチ・マーケティングは、狙えるターゲット数が小さくなるかもしれませんが、その小さなターゲットに最大に寄り添っていくことができるため、1ユーザからは分かりやすい反応を得ることができます。

そのため、企画から施策、効果測定までより濃い情報が集まります。

マーケティングをきちんと行えば、感度の高い反応が得られることが腑に落ちる経験を掴むことができます。

「リッチ・イン・ニッチ」

RICH IN NICHE(富はニッチにあり)

リッチになるためには、ニッチを攻めると良いという「リッチ・イン・ニッチ」という言葉があります。

ニッチを知ることで、私たちはリッチを手にすることができるのです。

時代に即したマルチニッチ戦略

ニッチをマルチに保つことが企業寿命を延ばす秘訣でもある

いきなり時代の革新が起きれば、1つのマルチチャンネルが陳腐化し、企業は生存できなくという結果になります。

ニッチで1つの成功事例を出すことができれば、そのノウハウで、別のニッチジャンルを開拓することができます。

稼ぐことができるニッチ市場が、2つ、3つ、4つと増えれば増えるほど、安定的な収益と先進的な開発の2つを同時進行することができます。

4つのニッチジャンルで成功をしながら、4つのニッチジャンルを開拓し、2年後は既存の2つのニッチジャンルが廃れたとしても、開拓した4つのうち2つのニッチジャンルが成功すれば、企業は恒久的に成功し続けることができます。

顧客とコミュニティを作り込んでいけば、ニッチジャンルが廃れたとしても、新しい分野への告知やプロモーションをすることもできます。

企業そのものに愛着を持ってもらえるようになれば、ニッチジャンルが廃れたとしても、顧客との結びつきは強くなります。

ニッチ・マーケティングとは、絞った属性へ施策を打つので、顧客は企業へ愛着を持ってくれる可能性も高くなります。

最後に:ニッチに作り込めるクリエイターになろう

ニッチな属性へ強い反響を起こせるクリエイターは強い

以上、クリエイターが知っておきたいニッチ・マーケティングの知識を分かりやすくまとめてきました。

クリエイターとしては、よりニッチに物事を見えること、そして、よりニッチな属性の気持ちを満たすコンテンツを作ること、この2つを磨くと良いでしょう。

ニッチな視点は、「こんな人、100人に一人ぐらい、いや、それ以下かもしれない」といったような「極狭く」捉えるぐらいがちょうど良いです。「すごくニッチにし過ぎたのに、それでも市場として成り立つんだ!」
という感覚を洗練させたクリエイターはかなり強いです。

ニッチな視点のセンスが磨かれれば、ニッチな属性の気持ちを満たすコンテンツは自然に作れるようになるでしょう。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。

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