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イラストレーターになるには何をすればよい?おすすめの資格や仕事に必要なものも解説!
COLUMN 2020.2.05

イラストレーターになるには何をすればよい?おすすめの資格や仕事に必要なものも解説!

絵が好きな人であれば、イラストレーターは就職したいと思う職業であると思われます。実際、若年層を中心にイラストレーターになることを希望する人は多数いるようです。しかし、必要な知識や資格をどうやって習得するか、大体どういった道具を揃えるべきか迷っている人も少なからずいるのではないでしょうか。

そこで、この記事ではイラストレーターに必要な道具や揃えるとよい資格、必要な知識を習得する方法について具体的に解説していきます。

イラストレーターになる方法

10~20代を中心に就職先としてイラストレーターを希望する人は数多くいます。 特別な資格や経験はなくてもイラストレーターになれますが、実際には学校もしくは独学で勉強してから就職を目指すことが主流となっています。

学校で勉強する

イラストレーターに必要な絵を描くスキルを習得するには、デザイン系の学校で勉強することがもっとも確実な方法です。筆記用具を用いたデッサンとPhotoshop・Illustratorなどを使ったデジタル技術を両方学ぶことができるほか、卒業後の就職先についても学校から探しやすいというメリットがあります。
ただし、イラストレーターを目指せる学校は倍率が高く、必ずしも入学できるとは限りません。人によっては高額な学費も負担になることから、独学でイラストの勉強をする人も少なからずいるようです。

独学で勉強する

イラストレーターとして働くうえで学歴や資格は必須ではなく、独学でもイラストレーターを目指すことはできます。学ぶべき内容としては実務に必要な画力や作画ソフトの使い方、デザインに関する基本的な知識などがあげられます。

勉強後の活動方法

実際にプロのイラストレーターを目指すには、自分が制作したイラストを客観的に評価してもらう必要があります。
イラストレーターの求人に応募するのであれば、自分が制作したイラストをまとめてポートフォリオとして企業に提出する必要があります。企業によって必要とする画力やイラストの描き方は異なるので、応募者がどういったスキルを持つかを判断するうえでポートフォリオは必須です。

個人として活動する場合、ネット上のクラウドソーシングでイラスト制作の依頼を受けて実績を積み重ねる方法が手軽でおすすめできます。実務経験がなくても始められるのがメリットですが、相場を把握しておかないと不当に安い案件を受けてしまう可能性があるので注意が必要です。

イラストレーターが持っておくとよい資格

イラストレーターの種類が増えつつある現代では、技量と知識を証明する資格試験を取得することで就職活動を有利に進めやすくなります。企業によっては特定の資格を持っていることを入社条件としている所もあるので、資格の種類を知っておくに越したことはありません。

Photoshop・Illustratorクリエイター能力認定試験

作画ソフトとして現場で使われているPhotoshop、Illustratorを用いた制作能力を認定する試験です。イラストレーターの実務に必要な知識やスキルを証明する資格であり、認定基準としてスタンダードとエキスパートの2種類があります。
学歴や年齢を問わず誰でも受験可能で、試験を主催している”ソフトウェア開発能力認定委員会”の公式ホームページから随時試験の会場検索及び申し込みができるようになっています。

アドビ認定エキスパート(ACE)

PhotoshopやIllustratorを提供しているアドビ社が主催であり、各種ソフトの基本スキルを認定する試験です。製品ごとに試験科目が分けられており、”ACE”として認定されるにはいずれか1種類の試験に合格する必要があります。
受験資格は特になく、受験会場の検索と試験申し込みは”アドビ認定アソシエイト”のホームページからできるようになっています。

CGクリエイター検定

デジタルツールを用いたCG制作の技術を測る試験であり、デザインに関する基礎的な知識、2次元CGおよび3次元CGを制作する技術を持っていることを証明できる資格です。認定基準としてベーシックとエキスパートの2種類があります。
イラストレーターの中でもCGを用いるアニメーターやデザイナー、クリエイターに役立つ資格です。試験申し込みは”CG-ARTS”のホームページから行えます。

色彩検定

イラストを描くうえで重要な色の組み合わせ方に関する知識を学習、証明できる資格です。公益社団法人色彩検定協会が主催しており、目標とするレベルに合わせて1級~3級から選んで受験することができます。イラストレーターの業務に応用するには2級レベルへの合格を目指しましょう。
試験日時については色彩検定の公式ホームページに掲載されており、受験申し込みもあわせて行えるようになっています。

カラーコーディネーター検定試験

商工会議所が主催しており、実務に必要な色彩に関する知識を証明できる資格です。色彩検定に比べると比較的難易度が高く、工業関連の知識に特化していることが特徴です。認定基準は1級~3級があります。
試験申し込みは東京商工会議所の公式ホームページから行えるようになっています。

イラストレーターの仕事に必要なもの

ここでは、イラストレーターが最初から備えておくべき知識や道具、心がけといった要素を紹介していきます。

勉強

イラストレーターとして働くには、デッサンやデザインに関する勉強をしておくことは必須です。近年はデザインソフトを使えることを募集条件としている企業も増えているので、対応するデザインソフトを使えるようになっておくと就職活動が有利になります。
加えて、芸術史やイラストの表現技法などを勉強しておくと描けるイラストの種類や幅が広がり、イラストレーターとして活躍できる場を広げていくことができます。

アイテム

近年はIllustratorやPhotoshopを用いてイラスト制作をする機会が増えていることから、現代のイラストレーターにはPC・ペンタブレット、作画ソフトが必須アイテムであるといえます。
アナログでイラストを描く場合は鉛筆や清書用のペン、トレス台、着色用のカラー画材などが必要になります。
現代ではデジタルイラストが主流になっていますが、イラストレーターとして仕事の幅を広げるにはデジタル、アナログの両方に対応できるアイテムを揃えておくことが大事です。

心がけ

イラストレーターとして高く評価されるには、顧客の要望に応えたイラストを描く必要があります。当たり前かもしれませんが、顧客へのヒアリングや価値観の共有などを細かく実施して作品を完成させていくことがイラストレーターには要求されます。
高い画力を持っていることは大事ですが、顧客が要求している通りの作品を制作できるかがプロのイラストレーターにとってはより重要です。業界での評判や収入にも直接影響してくる要素なので、忘れずに実践するようにしましょう。

まとめ

イラストレーターを目指すには、デザイン系の学校に通うことで基礎的な画力やスキルを積み重ねていくのが確実な方法です。しかし、必要な知識や学び方さえ知っていれば独学でイラストレーターを目指すことも充分にできます。これから就職を目指す人は、当記事で紹介した勉強方法やおすすめの資格、必要なことなどを参考にしてイラストレーターを目指していきましょう。

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