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未経験からPRの仕事に就きたい!そのために準備するべきことをご紹介          
TIPS 2020.1.07

未経験からPRの仕事に就きたい!そのために準備するべきことをご紹介          

PRは企業の中でも花形の職務であり、いつかPRの仕事に就きたいと考える方も多いでしょう。PRの仕事に就くためにはどのようなことを準備すればよいでしょうか。この記事では、PRとは企業の中でどのような役割を果たすのか、未経験者がPRになることはできるのか、PR専門の会社にはどのような仕事があるのかについてご紹介します。その上で、PRに向いている人やPRのやりがい、PRに転職するときに強みとなる経験について解説します。

PRの役割

PRは人気の職種ですが、実際に何をしているのかを誰もが十分に理解しているとは言えません。そこで、PRの仕事に就くために準備すべきことを紹介する前に、そもそもPRとはどのような仕事なのか解説します。また、PRと混同されやすい「広告」や「広報」について、PRとの違いを説明します。

PRとは

PRとはPublic Relationsの略語です。PRの目的は、企業と一般社会の人々の間に良好な関係を構築することです。PRはプレスリリースや記者発表、イベントなどを通じて人々の企業やブランドに対するイメージを向上させます。情報社会が進展するにつれて広告・宣伝の販売力に陰りが見えてきていることもあり、PR戦略の重要性が増しています。

広告が宣伝枠を購入して情報を届けるのに対して、PRはメディアに取り上げてもらうことを目指します。また、PRは広報に比べ人々との関係構築に重きを置くニュアンスがありますが、企業によっては同じ意味で用いられます。

PRと広告の違い

PRと広告・宣伝は、ともに企業の情報を社会に向けて発信するという点で似ています。一方、どのような情報を、誰に向けて、どのように発信するかの各点に違いがあります。PRが企業のさまざまな情報を発信するのに対して、広告・宣伝は企業が販売する商品やサービスの情報を発信します。

PRが消費者だけではなく、広く一般の人々や企業、社会に向けて情報を発信するのに対して、広告・宣伝の対象は購入してくれる可能性がある消費者です。PRはメディア企業に取り上げてもらうことで情報を発信しますが、広告・宣伝はメディアの広告枠を購入して情報を発信します。

PRと広報の違い

PRと広報にはニュアンスの違いがあります。PRが一般社会や人々と企業の関係を構築することに重きを置くのに対し、広報は情報を届けることを優先します。ただし、広報活動をPRの一部として取り扱う企業や、PRと広報を同じ活動として取り扱う企業もあります。

未経験でもPRになれるの?

PRとして働いた経験がなくても、PRに転職することは可能です。応募企業を選り好みしすぎなければ、未経験者を歓迎する求人も少なくありません。PRは人気の職種なので、選考を突破するためには、現在の職務の中でPRに関連するスキルを磨いたり、実績を積んだりするのがよいでしょう。

PRを目指す前に、そもそもPRがどのような仕事なのかを正しく理解しましょう。未経験者が自分のイメージだけで就職してしまうと、後になってこんなはずではなかったということになりかねません。PRの仕事は、企業ごとに違いが大きいことにも注意が必要です。PRが他の職務も兼務する企業もたくさんあります。求人を読むときや、面接のときに、企業がPRに何を求めているのかを確認しましょう。

PR会社の職種

PRとしての転職先としては、一般企業のPR部門とPR会社があります。PR会社には新卒採用と中途採用で応募できます。PR会社は、一般企業から仕事を請け負って、専門的なスキルやノウハウ、さまざまな会社や業界とのつながりを活用して、高度なPR活動を行います。企業がPRを重視する流れが強まる中で、PR会社の存在感が増してきました。以下ではPR会社の主な職種をご紹介します。

営業職

PR会社の顧客は一般企業です。PR会社の営業職は、一般企業からPR案件を受注するための営業活動を担当します。

企画職

企画職は、PR会社の中核の職務です。企画職は、企業や官公庁などのさまざまなクライアントと連絡を取りながら、PR戦略を企画・実行します。企画職は、マーケティングプランやブランディングプランなど、企業のさまざまなコミュニケーションプランを作り、メディアやインフルエンサーを巻き込んで実行します。

メディアプロモーター

メディアプロモーターは、PR会社ならではの職種です。メディアプロモーターの役割は、メディアに対してプロモーションをかけること、つまりテレビやその他の媒体企業に対して商品やサービスの情報を提供して、メディア掲載や報道を獲得することです。

PRに向いている人

PRは会社の内外と活発にやり取りを行いながら仕事をします。コミュニケーションが好きな人はPRの仕事を楽しめるでしょう。また、PRは客観的な視点に立ってクリエイティブに企画を立案する力が必要です。論理的な思考とイマジネーションが同時に求められます。また、経済や世の中の動向に関心を持ちアイデアを出せる人、出したアイデアを実現するために、信念をもって率先して行動する力がある人はPRに向いています。

PRのやりがい

PRは社内外のさまざまな人々と関わりながらダイナミックに仕事を進めます。多くの尊敬できる人々や最先端の流行から刺激を受けながら仕事をすることは、とても楽しいことです。自分の企画が世の中に影響を与えるのを目にすることは、PRの仕事の最大の喜びと言えるでしょう。

PRに転職する際に強みとなる経験

転職するときにアピールポイントになるのは、入社したい企業が属する業界で働いた経験や、PRと関連が深い職務の経験です。業界のことが分かっていれば、PRとして働くためにインプットするべき知識がかなり身についていることになります。PRと関連した職務での経験の中には、PRとして活用できるものがたくさんあります。

手掛けたい業界の職務経験

PRの役割は、企業と一般の人々との間に良い関係を作ることです。そのためPRは、企業のブランドや商品、属する業界の状況、人々がブランドや商品になにを求めているのかをよく理解していなければなりません。企業のPR部門への転職を希望する場合、その企業が属する業界で職務経験があれば、業界の特徴、各企業のブランド、現在のトレンドなど、すでに多くの知識が身についていることになります。これは転職するときのアピールポイントになります。転職とは少し違いますが、アパレル会社の販売員がPRに異動するのはよくあることです。

PRの仕事と関連性が強い職務経験

PRはさまざまなスキルを総合的に活用する仕事です。PR以外の仕事で培ったスキルの中には、PRに応用できるものがたくさんあります。たとえば広告などでライティングの経験があれば、PRとしてプレスリリースや資料を作成するときに役立ちます。SNSで発言した経験、イベントを成功させた経験もPRに転職するときのアピールポイントになるでしょう。営業・マーケティング・経営企画の経験は、PRを戦略的に実行するときに役に立ちます。

攻めのPRや企業イメージを上げることで積極的に売上に寄与するPRに重点が置かれる今日、PRにはマーケティングセンスや営業センス、経営的戦略性も求められています。PR部門の求人には、マーケティングなどを兼務するものが数多くあります。

まとめ

PRの目的は、自分たちが発信した情報をメディアに取り上げてもらうことで、人々の企業やブランドに対するイメージを向上させることです。PRの仕事には、企業のPR部門での仕事と、専門のPR会社での仕事があります。

PRはさまざまなスキルと総合的に用いる仕事なので、目指すためには、現在の職務においてPRで役に立つスキルを上げ、実績を積み上げるのが良いでしょう。PRは未経験者がなれない職種ではありませんが、ハードルは低くありません。自分のイメージだけで就職してあとで後悔しないように、自分のPRに対する適性を確認するとともに、求人情報や面接で、個別の業務内容について十分に確認しましょう。

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