転職や起業でなぜ嫁ブロックが発動するのか?嫁ブロック対策法
皆さんは「嫁ブロック」という言葉をご存じでしょうか?
嫁ブロックは、旦那側が転職や起業を決意した際に、奥さん側が大きく反対を出してしまい、転職や起業へ踏み出せないことを意味します。
そこで、今回は、なぜ嫁ブロックが発動するのか、そして、嫁ブロックが発動しないような対策の方法について解説していきたいと思います。
嫁ブロックと離婚、転職や起業をしたいと言ったら…
転職や起業の壁は家庭にも存在する
実は嫁ブロックは、転職や起業に反対しているのではなく、現状の総合的な旦那としての価値に納得いってないことのサインなのです。
この点を勘違いすると、嫁ブロックを解除できません。
嫁の価値観に沿って女性として取り扱ってないだとか、家の事をまったく手伝わないだとか、普段のパートナーシップに問題があるわけです。
だから、「さらに転職や起業がしたいだと!?虫のいい話だわ」となるわけです。
転職や起業がダメじゃなくて、転職や起業を打診したときって、自分が旦那として総合的に女性を幸せにできるかの再審査を申請しているんですよ。
「今でもしんどいのに、さらに我慢しなくちゃいけなの?」
こういう感情が根底にあるから、転職や起業が幾ら魅力的でも、「いや、そこじゃないし!」と、話を聞く気が起きなくなります。
奥さんに転職や起業を打診する前に、パートナーシップを再構築し直す。既に一度嫁ブロックを喰らったのであれば、パートナーシップを築く作業をしながら、転職や起業の存在的スキルや資産も積み上げておく。まずは、これです。
妻が転職や起業に感じる煩わしさを拭う状況を作る
嫁ブロックを解決する方法
例えば、転職や起業を提案して、
「家族がいても、むしろ、そっち、やった方がお得過ぎる状況だよね」
となれば、絶対に背中を押してくれます。その1つが天然ヘッドハンティングなんですが、自分で独立せざるを得ないくらい副業で利益が出過ぎたとか、執筆のオファーが来て、いきなり専門家としてブランディングできたとか、お茶会がてら相談会開いてたらそれが仕事になったとか、いろんなパターンがあります。
好きなことを仕事にできなくてしょうがないと受け入れながらも、好きなことを私的に突き詰め続けていれば、仕事へ結びつきます。
・現状を変えるのが煩わしい
・不安を抱えるのが煩わしい
・リスクと向き合うのが煩わしい
・生活を変えるのが煩わしい
・周りの目が変わるのが煩わしい
・旦那だけ自由なのが煩わしい
いろんな煩わしさがあるでしょう。現状の夫婦生活でスムーズな運動を続けていれば、その運動を止めて、別の運動へ力を加える際には、心に慣性が働くでしょう。
本当にやりたいことをやるために、パラレルキャリアや副業を手にする
複業や副業で結果を出して信用を勝ち取る
セミナー講師だったり、カウンセラーだったり、コンサルタントだったり、デザイナーだったり、一人の専門家として独立する際は、運用コストがほとんど掛かりません。
転職だって、一定の給料が毎月支払われますよね。飲食店やカフェを作る場合は、賃料を含めた多大な経費が必要になります。商品やビジネスモデルを開発して、人を雇い会社を興す場合も、一気にお金が必要となります。
転職や起業の内容によって、一括りには言えませんが、本当にやりたいことをやった時に失敗しても別の収入口を事前に作っておけば、企業や転職のリスクに対応できるようになります。
また、2ジャンル以上に詳しくなることは、自分の能力を掛け算になり、質の高い個性を放つことにも繋がります。全く関連性のないジャンル同志が掛け合わさって、自分独自の仕事を生むなんてことは、少なくありません。
美容室を開いてるけど、アフィリエイトで月30万の収入があるとか、デザイナーとして独立したけど、コミュニケーションの企業研修で毎月30万は確保しているみたいな感じです。
転職ならも副業オッケーな場所を選定するのも重要になります。これって遠回りのようにも思えますが、奥さんや子供がいる場合は、副業やパラレルキャリアで一定の額を確保しておくことが、起業や転職を思いっきり自由にやる印籠の役割を果たしてくれるので、おススメです。
最後に:夫婦関係で「持ちつ持たれつ」を心掛けよう
家庭内での旦那の行動の日々の積み重ねがパートナーの評価を決める
夫は働くの仕事。家に帰ったら、自由。妻よ、よろしく!これだと、嫁ブロックを喰らうわけです。
だって、一般的な妻の過ごす世界はほとんど家だからです。ほとんど家で過ごす奥さんにとって、家にいる旦那が、本来の旦那の姿なわけです。もちろん、めちゃくちゃ仕事で頑張ってくれていることは評価してくれているでしょう。逆に、家で奥さんがめちゃくちゃ頑張っていることは評価しているでしょうか?
ここら辺のお互いの役割を尊重し、持ちつ持たれつのパートナーシップを築いていないと、家庭という組織の中で、独立や起業を提案しても、承認されないのは、自然な流れですよね。
家庭の中では、夫であり、父であり、男であり、社会人であるわけですから、社会人としてのプレゼンだけで、嫁ブロックを打破することはできません。
その認識を変えるだけで、奥さんは、「こちらに寄り添ってくれている」という感覚になれます。
嫁に気持ちよく仕事を勧めてもらえるような人間的体質であれば、転職や起業をした後の社内の中で成功体質になっていると言えます。
「嫁ブロックを崩すこと」はある意味、転職や起業が上手くいくための第一試験なのです。
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