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サブドメインとサブディレクトリの違いとは?使い分け方を徹底解説!
TIPS 2019.12.21

サブドメインとサブディレクトリの違いとは?使い分け方を徹底解説!

サブドメインやサブディレクトリという言葉を知っているでしょうか?サイト運営やWebそのものに慣れていない方は、両者の特徴や違いを理解しきれていないかもしれません。メインのサイトとは異なるサイトを制作する場合、どうやってサブドメインとサブディレクトリを使い分ければよいのか、困惑してしまう方も多いでしょう。

そこで当記事は、サイト運営初心者向けに、サブドメインとサブディレクトリの特徴を紹介した後で、両者の使い分け方を徹底解説しています。ぜひ参考にしてください。

サブドメインとは?

まずは、サブドメインとは何か、簡単にご説明します。サブドメインとは、ルートドメイン(ドメイン本体)の前に独自の文字列が付与されたドメインのことです。例えば、以下のようなイメージで考えてください。

「ルートドメイン(ドメイン本体):aaaaaaaaa.net」
「サブドメイン:subsubsub. aaaaaaaaa.net」

サブドメインの最大の特徴は、ルードドメインとは完全に別のドメインとして管理されること。よって、メインサイトとは異なる分野や違った内容のサイトを作りたい時に、サブドメインを活用するのが一般的です。

サブドメインのメリット

サブドメインの主なメリットは、以下の2つです。
・コストの節約
・メインサイトのブランド力の保持

サブドメインを活用する場合、新しく独自ドメインを取得することはありません。よって、追加のドメイン費用はかかりません。独自ドメインを新規取得してサイトを制作する場合と比べて、コストの節約が可能です。

また、サブドメインの場合、メインサイトのブランド力を保持したまま、異なるサイトを作ることができます。違うテーマを扱っているサイトでも、同一の母体が運用しているサイトだと分かれば、ユーザーは信頼感や安心感を抱くことでしょう。

サブドメインのデメリット

サブドメインの主なデメリットは、以下の2つです。
・レンタルサーバーが対応していないケースもある
・知名度がない場合、使いどころが難しい

サブドメインを使用するには、レンタルサーバーが、サブドメイン機能に対応していなければなりません。ほとんどの場合問題ありませんが、一部、サブドメインに未対応のレンタルサーバーも存在するので、十分に注意してください。

また、サブドメインでサイト展開する場合、ある程度の知名度やドメインパワーが必要です。上述の通り、サブドメインのサイトは、メインサイトのブランド力を保持したまま作成できます。しかし、そもそもメインサイトにブランド力がなければ、あまり効果がないとも言えるでしょう。

サブディレクトリとは?

続いて、サブディレクトリとは何か、簡単にご説明します。サブディレクトリは、「ドメイン本体の中に存在する部屋」のように例えられることが多いです。ルートドメイン(ドメイン本体)の後ろに、独自の文字列が付与されます。以下のようなイメージで考えてください。

「ルートドメイン(ドメイン本体):aaaaaaaaa.net」
「サブディレクトリ:aaaaaaaaa.net / subsubsub /」

サブディレクトリは、言わば「メインサイトの下層ページ」です。ゆえに、メインサイトと関連性の高いコンテンツを作る場合に適しています。

サブディレクトリのメリット

サブディレクトリの最大のメリットは、ドメイン全体の情報量を増やせること。メインサイトと関連性の高いサイトを立ち上げるときは、サブディレクトリを使用し、ドメイン全体の専門性や評価を高めるのが効果的でしょう。

例えば、メインで、ジャガイモの販売サイトを運営しているケースを考えてみましょう。新しく、ジャガイモ料理に特化したレシピサイトを作成したいとします。この場合、サブディレクトリを活用し、メインサイトの下層サイトとして、レシピサイトを作るのが一般的です。ジャガイモのレシピページが増えれば増えるほど、ドメイン全体の情報量が増えていき、専門性も高まります。

なお、サブドメインでレシピサイトを作った場合、レシピサイトのページを増やしても、ドメイン全体として情報量が増えたことにはなりません。サブドメインの場合、販売サイトとレシピサイトは、あくまでも別々のドメインであることを理解しましょう。

サブディレクトリのデメリット

サブディレクトリの主なデメリットは、「コンテンツ内容の重複の恐れがある」ことです。メインサイトとサブディレクトリで作成したサイトの情報量が増えれば増えるほど、コンテンツ内容が被ってしまうリスクが高まります。ドメイン全体の評価が落ちてしまうことになるので、十分に注意しましょう。

また、メインサイトとの関連性が低いサイトは、サブディレクトリで作らないようにしましょう。ドメイン全体の統一性がなくなり、検索エンジンも、「このドメイン全体のテーマは何?」と混乱してしまいます。

サブドメインとサブディレクトリの使い分け方

最後に、「サブドメインとサブディレクトリの使い分け方」について、改めて解説します。

メインサイトと別テーマのサイトを制作する場合は、サブドメインを活用しましょう。別々のサイトとして運用することができます。

反対に、メインサイトと同類テーマのサイトを制作する場合は、サブディレクトリを使うと良いでしょう。基本的に、サブディレクトリで作ったサイトのターゲットは、メインサイトのターゲットと同質です。よって、サイトごとではなく、ドメイン全体でマネタイズ戦略を立てるのも有効です。

まとめ

サイト運営初心者向けに、サブドメインとサブディレクトリの特徴を紹介した後で、両者の使い分け方を解説しました。サブドメインとサブディレクトリは、URL形式だけでなく、使い方が大きく異なります。ぜひ当記事を参考にしながら、両者を適切に使い分け、効果的なサイト運営を行ってください。

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