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Webサイトは多言語化すべき!?サイト多言語化のメリットとデメリット
COLUMN 2019.10.17

Webサイトは多言語化すべき!?サイト多言語化のメリットとデメリット

Webサイトを日本語だけでなく、英語や中国語などの外国語で閲覧・利用できる「多言語化」。

今回はサイト多言語化のメリットとでデメリットについて解説したいと思います。

メリット1:インバウンドニーズの創出・増加

リアルな実店舗にも影響は波及する

サイトを多言語化すれば、海外にいる人が現地から国内の情報を仕入れることが可能になります。

すると、訪日の際のニーズを刺激することに繋がります。

特に海外の中には、「日本の商品(サービス)が日本のマーケットで地位を確立していること」を強く好む場合があります。

日本語のサイトがあり、なおかつ外国語のサイトもあることで、日本のマーケットできちんと活動している印象を与え、インバウンドニーズに応えることができます。

メリット2:海外メディアとの相乗効果

国際的なメディアミックスが可能になる

多言語化することによって、海外のニーズを拾ってくれる可能性が高まるのは、多言語サイト独自の働きによるものだけとは限りません。

多言語サイトが情報を知るきっかけとなり、海外のインフルエンサーが自身のSNSなどで紹介するといったことで、認知や告知が大きく波及することが考えられます。

海外メディアから取り上げられることにより、国内では一般的な評価のお店に、外国人客の行列ができることもあるのです。

メリット3:国内へのブランデング

逆輸入ブランディングが促進される

サイトを多言語化することによって、海外へ事業展開している事実をより強くアピールすることができます。

国内向けに作った商品やサービスが海外で評価されれば、逆輸入のブランディングが可能になり、それにより、国内の業績が高まる可能性もあります。

メリット4:海外のマーケット感覚を養える

Webサイトの解析のしやすさにより海外マーケットの理解が深まる

Webサイトというのは、解析によりさまざまなデータを細かく残すことができます。サイトを多言語化し、データを徹底的に分析し続ければ、海外のマーケット感覚が養われていきます。

サイトの多言語化によってグローバルな会社への階段を一歩ずつ上がることができます。

メリット5:海外展開の支援事業を行える

多言語化で得たノウハウそのものが商品やサービスになる

業界が国内に閉ざされているのであれば、海外の可能性を追求し、成功事例を出すことによって、他者が海外に事業展開する際、コンサルティングを行うことも可能です。

多言語化を通して得たノウハウそのものを事業として成立させることもできるのです。

デメリット:サイトへ施す作業が増える

多言語化によるサイトの調整が強いられる

多言語化は「サイトを単に翻訳すればいい」という感覚では成功が得られません。

なぜなら、その国によって、慣習や価値観が異なるからです。国内と海外で同じブランドイメージを与えようとしても、違ったデザインテイストが求められるかもしれません。

バイト数などの違いから、文字化けなども起こる可能性があります。

つまり、サイトの多言語化とは、「多言語化する数だけ、新しくサイトを作る」という感覚で取り組むのがベストだと言えます。

単に「多言語化ツール」を使って、あらゆる言語圏にサイトを対応させるよりも、可能性のある言語圏に絞り、多言語化ツールと手動翻訳を組み合わせるといった柔軟性が求められます。

オウンドメディアは手軽に収益増が狙える!?

多言語化により検索されるワードが増える可能性も

サイトを多言語化すれば、同じコンテンツでも、海外から外国語で検索され、検索に引っ掛かるケースが増えます。

オウンドメディアを運営している場合は広告の収益増を狙うことができるでしょう。もし、意味や意図が違っても仕方ないと割り切れるのであれば、サイトの多言語化ツールを導入するだけでも良いでしょう。

日本にいれば、日本の新鮮な直接目で触れた情報を外国語でアウトプットできます。これが海外の土着の人にはできません。そのため、海外の検索結果では、多言語化した記事が非常に重宝されると言えます。

ドメインを変えて、海外サーバーで展開するほうがSEOに強い

多言語化はどのように行うのがベストか?

1つのサーバーに置いてある1つのドメインのサイトを多言語化するのが一番簡単です。

しかし、SEOはどこのサーバーに置かれているのかが非常に重要です。アメリカで検索されるなら、アメリカのサーバーを使うほうが良いと言われています。

そのため、国内のサーバーでドメインが「.jp」で運営しているサイトをアメリカで展開させるなら、アメリカのサーバーでドメインを「.us」にして運営すると良いでしょう。

多言語化で企業生存を国際的に施そう

グローバルであることはリスクヘッジである

以上、Webサイト多言語化について様々な観点から解説してきました。手間は掛かれど、グローバル企業として展開するには、サイトの多言語化は魅力に溢れていると言えます。

海外に会社を作らなくても、海外に存在価値を打ち出すことができます。海外のオフィスビルを借り、現地で仕事をすることに比べれば、かなりの敷居の低さだと言えるでしょう。

多言語化することで、国際的な価値を示すことができれば、国内向けのみ事業を展開させるよりも、企業の存続リスクはぐっと下がると言えます。自社には海外に対して秘めた可能性を持っているという目線で、日々仕事に取り組んでみてください。

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