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AIができない仕事って?AIに負けないクリエイターになる方法
COLUMN 2019.9.03

AIができない仕事って?AIに負けないクリエイターになる方法

AIに勝つクリエイターになるために

クリエイターはAIに仕事を奪われるのか?

クリエイティブ業界にも、AIが大きな関わりを見せています。ユーザーが必要な情報を入力したり、データを渡すことによって、

・Webサイトを生成してくれるAI
・ロゴを作成してくれるAI
・線画に自動着色してくれるAI
・小説を書いてくれるAI

などが登場しています。これはAIのみで行えるクリエイティブワークが徐々に増えていることを意味します。

そこで、今回は、AIができない仕事を分析し、AIに負けないクリエイターになる方法について掘り下げていきたいと思います。

「埋め合わせ」に留まらないニーズを請け負うこと

AIは「埋め合わせ」のクリエイティブ案件を奪っていく

AIのテクノロジーも進歩を続けていますが、まずAIに仕事を奪われるのは、ニーズが「埋め合わせ」のクリエイティブ案件だと言えます。

埋め合わせのニーズとは、「とりあえず、そこそこのWebサイトがあればいい」「とりあえず、悪くないロゴがあればいい」といった曖昧かつハードルの低い要望です。

AIが得意とするところは、膨大なデータベースを収集し、アルゴリズムを設計し、迅速にアウトプットする作業です。この作業において、一人のクリエイターは太刀打ちできないでしょう。

つまり、曖昧かつハードルの低い要望であれば、AIに仕事は奪われます。

逆に、クオリティが高く個別的で複雑な案件であれば、クリエイターの腕の見せ所です。

人間性が価値を生むクリエイティブはAIに代替されにくい

AIは人間味をオートメーションしづらい

AIというテクノロジーが出現したことにより、再評価されているのが人の「人間性」です。これからは、人間性がさらに価値を高めていくでしょう。

AIが搭載されやすいものとして、分析や解析があります。MAツールやDMPツールなどはまさにそうでしょう。データの分析や解析は、「収集」と「選択」と「計算」で、どれもAIが得意とするところです。

しかしながら、AIが相手の人間性を理解したうえで、ディレクション、マネジメント、コーチング、ヒアリング、カウンセリングなどのコミュニケーションスキルを用いて、プロジェクトを進めることは、「収集」と「選択」と「計算」では不十分です。AIは人間味をオートメーションしづらいのです。

クライアントに合わせて、人格に値する部分を変えてしまえば、それこそ信用に値しませんよね。

人は人に感化され、癒され、励まされます。AIにとって最も不条理な真実は、AIは人間でないということです。もちろん、これからの時代は、AIを人格を持った存在として認知していく人も増えていくでしょう。

クライアントワークは、クライアントごとに様々な事情を持っていて、その事情を人で解決したいと瞬時的に感じているように思えます。

人間性が価値を生むクリエイティブは、人間味のあるクリエイターが仕事を任され、その仕事をより円滑にするためのツールとしてAIが加わっていくでしょう。

横断的なアイデアを駆使したクリエイティブはAIに負けない

AIはゼロからのクリエイティブを苦手とする

ライティングを例に出していきましょう。AIはブラウザの検索ニーズのある記事を書くことは非常に得意としています。検索ニーズは、細かく分析することができるからです。

用語説明や方法解説など、一般的な答えがデータベースとして集めやすく、出力後のエラーの可能性が低いものは、一人のライターよりも、圧倒的なスピードで細かい文章を仕上げることができるでしょう。

ただし、書店に並んでいるような「提案型」のコンテンツについては、AIにも難しさを感じるところです。

例えば、「自己啓発よりも事故警発~アクシデントが人生を最も大きく動かす影響力の武器である~」といったようなアイデアです。この場合、「自己啓発」という既存の言葉に対して、「事故警発」という造語で新たなノウハウをフレーミングしています。

AIはランダムで造語のパターンと大量に生み出すことは得意とするでしょうが、細やかなニーズに合わせて、さらには世の中の機微を捉えたうえで、絶妙な単語を1つだけ出力するといったことはかなり苦手だと言えます。上記の例では「自己啓発」と「事故警発」は同音なので、一発で出てくる可能性もありますが、「同音でない」という条件がたった一つ加わっただけでも、AIのクリエイティブは脆弱なものになるでしょう。

最後に:総合的にクリエイターとして実力を積み上げることが大事

AIに負けないゼネラリズムを身につけていこう

クリエイターを「AIに負けない」という観点で掘り下げていくと、やはり私たちは総合的、かつ個性的なスキルセットのあるクリエイターになるべきだと言えます。

そう考えると、「コーダー」や「コピーライター」などの1つのクリエイターにフレーミングされないようなスキルを積んでいく必要があります。

転職するのであれば、1つのスキルを専門的に掘り下げる会社に一時的に所属したり、一人であらゆることを任せられる会社に所属したり、スキルの多様化と個別化を促していく必要があると言えます。

AIがライバルになっていく時代、AIに負けないマインドとスキルを今から育てていきたいところですね。

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