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グラフィックデザイナーの年収は?どの様に収入を上げていくべき?
COLUMN 2019.2.21

グラフィックデザイナーの年収は?どの様に収入を上げていくべき?

現在グラフィックデザイナーとしてご活躍の皆さん、現在の年収に満足していますか?また、グラフィックデザイナーを志す方はどのようなキャリアパスで、どれくらいの平均年収なのか気になっているのでは?今回はグラフィックデザイナーの平均年収から、収入を上げる方法をお届けします。

グラフィックデザイナーの平均年収

デザイナーは一言で表せないほど様々な場面、業種、企業で必要とされるクリエイターです。ここでは主に紙媒体のグラフィックデザイナーの平均年収の事例をご紹介します。

DTPデザイナーとグラフィックデザイナーの平均年収

紙媒体に関わるデザイナーの平均年収として、まずはDTPデザイナーとグラフィックデザイナーの平均年収について比較してみましょう。

DTPデザイナー
男女平均年収 約316万円(2017年)

グラフィックデザイナー
男女平均年収 約332万円(2017年)

両者を比較してみたところ、あまり差が無い事がわかります。職能的に分野が似ている事もありますので、あまり差がない点にはある程度納得がいきます。しかし、会社規模や就労形態で比較すると、グラフィックデザイナーの平均年収には大きな差があるようです。

会社規模での平均年収の違い

製作会社といっても大小様々あります。平成28年度厚生労働省賃金構造基本統計調査をもとに会社規模でのグラフィックデザイナーの平均年収の違いをみていきましょう。

制作会社&広告代理店
製作会社、広告代理店に勤めるグラフィックデザイナーの年収を従業員100人未満の企業から従業員1,000人以上の企業で見てみます。すると、従業員100人未満:約377.8万円、従業員1,000人以上:約528.7万円と企業の規模で約150万円の差がある事がわかります。

個人事務所
つぎに個人事務所にグラフィックデザイナーとして勤めた場合の平均年収です。年齢別でご紹介します。20代:約285万円、30代:約363万円、40代:約401万円となっています。30代で上記のグラフィックデザイナーの平均年収より少し上になるようです。

フリーランス
最後にフリーランス、独立したグラフィックデザイナーの平均年収をご紹介します。クラウドソーシングサイト「Lancers」の調査によると、平均して約300〜400万円です。フリーランスは当人のスキルによるところが大きく、突出したスキルが無い限り高年収にたどり着くのは難しいようです。

グラフィックデザイナーの平均年収、会社規模での平均年収の違いをご紹介しました。特に会社規模、形態で大きな差が生じている事がわかります。あなたは今どのポジションにいますか?

グラフィックデザイナーのキャリアパスとその平均年収

ここからはグラフィックデザイナーのキャリアパスについてご紹介していきます。

チーフデザイナー
チーフデザイナーとはプロジェクト単位などのチームを管理するリーダーの役職です(企業により呼称が異なります)。自分のデザイン業務はもちろんの事、チーム内の進捗状況、若手デザイナーの指導が主な業務内容です。平均年収:約350万円〜400万円。

アートディレクター
アートディレクターは全てのデザイナーの憧れのような役職、企画から携わりおもいっきりクリエィティブを発揮できます。しかし、その分責任も伴い、プロジェクト全体のマネジメント、コスト管理や交渉などデザイン以外の業務も増えてきます。そのなかで高いパフォーマンスを発揮しなければならない難しい役職です。平均年収:約400万円〜1,000万円。

フリーランス
企業でグラフィックデザイナーとして経験を積んだ後に独立してフリーランスとして起業するという選択肢もあります。会社員と比較すると給与や福利厚生面でのリスクがありますが、仕事が軌道にのれば年収1,000万円を超えるという方も。セルフマネジメント能力やフリーランス同士の横のつながりがあると仕事が円滑に回せていけるといいます。

Webデザイナー
紙媒体のデザイナーのジョブチェンジのひとつとしてWebデザイナーの道があります。まずPhotoshop&Illustratorのスキルをそのまま活かせるという点が大きいです。HTMLやCSSは学ばなければなりませんが、年々Webデザイナーの価値は上がってきています。平均年収は360万円とグラフィックデザイナーよりやや高い傾向です。

UI/UXデザイナー
近年注目を浴びているUI/UXデザイナーもグラフィックデザイナーのキャリアパスのひとつです。Webデザイナーと同様にグラフィックデザインで培ったソフトのスキルを活かす事ができます。さらに、UI/UXデザイナーは現在プレイヤーが少ないという現状です。デザインスキルのみならずマネジメントや行動心理学等の知識も必要ですが、キャリアパスとして注目すべき職種です。平均年収は380万円〜800万円、特にUXデザイナーとしての才能がある方は評価が高いようです。

収入をあげる方法

グラフィックデザイナーのキャリアパスとその平均年収をみてきましたが、具体的に収入を上げるにはどのような行動に移す必要があるのでしょうか?詳しくみていきましょう。

特定にジャンルに特化したデザイン力を身につける

特定のジャンル、業界に特化したデザインスキルを身につける事で、収入アップを目指すことができます。例えばブックデザイナーの祖父江慎さんのような存在。ブックデザインだったら祖父江さんだよね!そんなデザイナーになることができれば仕事も増え、会社内での評価(給与、賞与)も上がります。得意なジャンルのデザインがあり挑戦できるチャンスがあるなら、是非そのスキルを伸ばしていきましょう。

キャリアを活かして転職する&独立

前項の話とも関係してきますが、特化したデザインスキルがあると、そのジャンルに強い会社に転職するという選択肢があります。得意なジャンルのデザインスキルが高まり、自身の市場価値が高くなれば大幅な年収アップも可能です。また、グラフィックデザイナーの経験を活かして思い切ってジョブチェンジもキャリアパスのひとつ、WebデザイナーやUI/UXデザイナーがその対象となるでしょ う。

社外との折衝経験があり人脈を築けている方は独立、フリーランスとして活動するという手段もあります。年収1,000万円以上のデザイナーになる事もスキル次第で可能な世界です。また、年収は下がりますが、出産、子育のため会社を離れ、前職からデザインを受注するというワークライフバランス優先でフリーを選択するケースもあります。

マネジメント&経営思考

組織、チームの生産性向上を意識したマネジメントができるデザイナーか社内で重宝されます。デザイナーはどうしても細部へのこだわりなどひとつの事に集中してしまい時間を管理できないという方も。そんな時に納期やコストを意識してデザイナー、チームを牽引できれば会社での評価も得られるはずです。

サイドビジネス

近年、SNSなどで自身のデザインを発表しやすくなりました。そこで自分のデザインを自分で売る、商売として最もシンプルなかたちですが、ユーザーが近い分売れた時の喜びも大きいです。例えば「LINEスタンプ」。一度LINEに承認されてしてしまえば、あとは売れるのを待つだけ。サイドビジネスとして成功しているデザイナーはたくさんいます、興味がある方は挑戦してみましょう。

また、コワーキングスペースなどでうまれたアイデアからサイドビジネス、さらにスタートアップに展開した事例がたくさんあります。同じ思考をもった仲間と集まり、グラフィックデザイナーとして参加してみるのも収入だけでなく、デザイナーとしてのスキルアップのチャンスになります。

あなたはどの方法で収入アップを目指しますか?

グラフィックデザイナーの平均年収から収入アップの方法をご紹介しましたが、あなたはどのキャリアパスに興味がありましたか?グラフィックデザイナーはとても多忙な職業、例えば転職という選択肢は収入面だけでなく長い労働時間を解決する事ができるかもしれません。デザイナーとして長く働き続けるために、自身のキャリアも「デザイン」してみませんか?



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