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デザイナー転職「志望動機」の書き方
TIPS 2019.6.27

デザイナー転職「志望動機」の書き方

デザイナーがさらなる高みを目指して転職、もしくは未経験からデザイナー業界へ転職など、今回はデザイナー転職の「志望動機」の書き方のポイント・コツ・例文をお伝えしていきたいと思います。

書き方のコツ:含めるべき要素

経験者の場合

1.前社で培ったスキル
2.御社を志望する必然性
3.デザイナーとしての哲学

この3つを上手にストーリーにします。まずは過去、そして現在、さらには未来といった時間軸の流れに沿って、志望動機を書くとストンと響きます。特に大事なのは「だから、御社を志望しました」という結びが自分の中でも腑に落ちるように表現するということです。

未経験者の場合

1.他分野から来たことの必然性
2.デザイナーとしての可能性
3.デザインへの強い意志

未経験の場合は、「これまで他の分野で学んだことが、御社のデザイナーとしてのスキルに直結する」という必然性を表現しながらも、デザイナーとしての成長の可能性とデザイン業務への強い意志を示すことで、「未経験だけど伸びそう!」「こういう未経験者を求めていた!」と採用担当者が思ってくれる可能性が高くなります。

デザイナー転職「志望動機」の書き方:例文

経験者の例文

私が御社を志望した理由は「私のこれまで培ってきたクロージングするデザイン力」が特にマッチングすると感じたからです。私は健康食品の通販会社で数多くのLPをデザインし、検証し、グロースハックしてきました。通販業界で数字を上げるためのデザインにこだわり、単に売るだけでなく、LTVを高くするためのデザインに挑戦し続けています。不動産業界は単価が高く、内容も複雑なことから、より分かりやすく信頼性のあるデザインが求められるからこそ、私のこれまでのスキルと、これから取り入れる様々な知見を活かして、御社に貢献したいと感じました。また、御社に貢献することにコミットすることが、私自身の目指す「分野に捉われずにユーザの心を動かせるデザイナー」へ近づくことになると感じました。こういった経緯から、私は御社を志望するに至りました。

未経験者の例文

私が御社を志望した理由は、御社の制作実績を閲覧させて頂き、私の「デザインへの思い」が感化されたこと、また、私の「今まで培った経理業務のスキル」が生かすことができると感じたからです。私はこれまで経理の業務に従事する中で、1つ1つのことを細やかに処理する能力をとことん磨いてきました。デザインのプロジェクトを進めるなかで、私は細かな部分をサポートすることができると感じています。御社は印刷物などの制作実績も多く、ミスをしないデザインを作ることには貢献できると感じています。また、御社の制作実績を閲覧するなかで、私自身が今最も目指している「洗練感とキャッチーさのバランスが取れたデザイン」を体現していると感じました。こういった経緯から、私は御社を志望するに至りました。私自身は未経験ではありますが、1つ1つのデザインに丁寧に向き合い、スキルを日々高めています。

デザイナー転職「志望動機」の書き方のポイント

最初に概要として結論を述べ、結びは固定する

志望動機を書く際に結論を述べると良いです。つまり、志望動機の冒頭は必ず「私が御社を志望した理由は〇〇だからです」となります。こうすることで、自分が志望動機をよりスムーズにライティングできるようになります。

また、最後は「こういった経緯から、私は御社を志望するに至りました。」と結ぶと決めることで、最初と最後の間を繋げやすくなります。締めにバツの悪さを感じる場合は、感情を示せるような文章を一文を加えて締めましょう。

未経験からデザイナー転職「志望動機」のノウハウ

制作実績を見て、同じものを作る

未経験者の場合、例えば、営業をバリバリやっていて、「人がどうすればモノを買うのかが分かる」という強みがあれば、「営業センスがデザインセンスに生きる」と主張しながら、志望動機に絡めることができます。しかし、そうした強みが見つからないこともありますよね。

また、未経験の場合、「えっ、なんでうちなの?」という問いに対して、文章としての志望動機だけでは、その疑問を解消できない場合があります。

そこで、オススメなのが未経験者の方は、志望する会社の制作実績をそのままフォトショップやイラストレイターで模倣して制作するという手法があります。もちろん、完コピできれば、未経験でもスキルが高いことを示せます。

しかし、大事なのは、「御社の制作実績が本当にいいと思い、その実績を真似て実際に勉強したという事実を見せる」ということです。ポートフォリオの中に、「御社の中で感銘を受けたものを真似して制作させて頂きました」という欄があれば、「御社の制作実績に感銘した」という志望動機の信ぴょう性が圧倒的に増すからです。志望動機の欄には「ポートフォリオのP12~P13に御社の制作実績を模倣してデザインに挑戦したものを載せています」という風に書くと良いでしょう。

かなり労力が掛かりますが、未経験の方のデザインスキルも高くなります。

最後に:志望動機は横のつながりを強く意識する

履歴書やポートフォリオの情報は相互作用する

今回は、デザイナー転職「志望動機」の書き方をお伝えしてきました。最後に一番大事なことをお伝えします。それは、志望動機は他の情報と相互作用し、印象が決まるということです。

履歴書やポートフォリオを1つずつ処理するのではなく、それぞれの入力項目や制作実績が掛け算になって印象を織り成すという意識が大切です。例えば、志望動機はあくまで志望動機の欄なのですが、そこで強みを多めに伝えても悪くありません。その強みが志望動機と大きく関係するのであれば、なおさらです。すると、強みは志望動機で述べた強みよりも詳細なものを書く必要が出てきます。ポートフォリオはその強みを押し出した実績と、さらに評価が後押しされる実績とを分けて打ち出すとよりキャッチーに響きます。

志望動機だけを上手く書けたのであれば、他の箇所も洗練させていく必要があります。より深い自己対話やより興味を掘り下げた企業分析を行えば、どんな企業を志望するにも必然性も出てくるようになります。ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。

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