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デザイナーで転職がうまくいかない場合の対処法
TIPS 2019.6.26

デザイナーで転職がうまくいかない場合の対処法

デザイナーで転職がうまくいかない場合の原因

デザイナーで転職活動を頑張る方へ

デザイナーとしての職に一度でも就くことができれば、転職先は必ず見つかるはずです。

しかしながら、デザイナーとしての実力はあるのに転職活動がうまくいかないケースはあります。

採用側の会社が「デザイナーを活用する能力に長けている」とも限らないからです。デザイナー集団の制作会社であっても、デザイナーを登用することが上手だとは限りません。

こちら側が応募した会社に沿ってきちんと魅力を刷り込んでいくことをしなければ、意外にもこちらの本質は伝わらないのです。転職先の会社がスケジュールに追われているなら、なおさらです。

早い話、「ウチで使える!」と明確に腑に落ちる感じを伝えることができれば、デザイナーの転職活動はうまくいきます。

デザイナーで転職がうまくいかない場合の原因は、その応募先の企業があなたを採用する絶対性を感じられないということです。

だだし、そんな絶対的な存在のデザイナーなんてほとんどいませんよね。実力が絶対的というよりは、「それならウチで働いてもうらうべきだ!」という印象の絶対性です。

では、どうすれば、そうした印象の絶対性を与えて、デザイナーの転職活動がうまくいくと考えますか?

対処法1:転職応募先の制作実績を模倣する

既存のデザイナーと比べてもらう

最も推奨すべき方法は、ポートフォリオの改善です。その中でも、応募先の会社の制作実績に注目してみてください。

Webサイト、パンフレット、動画、ロゴなど制作実績が並んでいると思います。それらの制作実績をそのまま真似して、カンプデータなどを持参して下さい。

すると、「御社の制作実績と同等のものはデザインできます」ということが明確に伝わるでしょう。言い換えれば、「御社で採用されているデザイナーと同質のものが作れる」ということが暗に伝わります。そうなれば、「そのデザイナーが採用されて、私が採用されない理由はないですよね」という認知を採用担当者に植え付けることができるのです。

もしも、あなたが様々なアレンジを施したり、「私的には、さらに改良して、こういう風な感じにもしてみました」といったデザインを見せることができれば、あなたの評価は明確に高まるでしょう。

制作会社などは、制作に追われた中でのクオリティを納品しているので、私たちが制作実績を閲覧し、それをアレンジし、より改善することは、意外にも難しくありません。

既存の社員や、既存の社内のクオリティと自分を堂々と比較する機会を自分自身で作り出すことで、判断する会社も、あなたとの必然性をより強く感じます。魅力が伝わりやすくなるのです。

対処法2:ポートフォリオが正直に評価される機会を作る

ポートフォリオはコミュニケーションツール

デザイナーは常に自分のポートフォリオを正直に評価してもらう機会を作ることが非常に大切です。

ポートフォリオは転職活動においてコミュニケーションの発火ポイントになります。ポートフォリオに面白みがないと、会話も広がりません。デザイナーとして興味を持ってもらえなくなります。

ポートフォリオを単なる実績集として羅列していると、会話が深まりません。さらに、同じような業界、同じようなデザインテイストのものを詰め込み過ぎると、閲覧者は飽きてしまいます。

高品質な実績を厳選し、その制作物は、どういう経緯で、どこまで携わり、どこが大変で、どこが誇れるポイントで、クライアントの成果と評価はどうで、ディレクターからはどのような感想を貰ったのかを、熱くキャッチ―に含める必要があります。転職の成約を勝ち取るという点においてポートフォリオは、ライティングのほうがかなり重要とも言えます。

ポートフォリオの作り方については「クリエイターの転職成功率爆上げのポートフォリオの作り方」で、情報構造を徹底して解説しています。

同じデザイナーだけでなく、別の業界の社会人などにもポートフォリオを見てもらい、正直な感想をもらうようにしましょう。

対処法3:転職でヒアリングの主導権を握る

「どんなデザイナーを求めているのか」を起点に対話をスタートする

これは面接や応募のアポを取る際に使える対処法です。対話で相手が判断に迷うとき、「相手は尺度を意識せずに話を聞いてしまった」ということがとても多くあります。

だからこそ、面接を受けるこちら側が早い段階で聞いておくと、相手は尺度を持ちながら、自分たちを判断し、良好な場合の成約率が格段に高まります。

挨拶とアイドリングトークを済ませたら、「そういえば、今回採用募集されていましたが、どんなデザイナーがいたら、一番ベストな感じなのでしょうか?」と素直に聞くんです。

採用担当者が「いやー、WebフォントとCSS組み合せて、画像をなるべくphotoshopで作ったりしないデザイナーとかいたら、最高だね!」と言ったとします。それが尺度です。「あっ、私、その実績ございます!このポートフォリオは…」と尺度に対する説明ができますよね。

もしも実績がない場合でも、デザイン集のページなどを開いて、「このレベルなら作ることができます」と差し出せば、相手は納得してくれます。他のポートフォリオのレベルからも、その発言が本当かどうかを見抜いてくれるでしょう。

応募した会社が求めているデザイナー像を一番最初に思う存分聞き出してから、会話を始めるのは大事です。

もっと高等テクニックになると「でも、ぶっちゃけ、今まで採用して失敗したデザイナーとかいませんでした?」なんて、負の強い感情を自己開示させる方法もあります。企業が「こういった人材は避けたい」ということが引き出せるため、「私の場合はそういったことはなく、むしろ…」と切り返せば、アピールにもなります。

自分が自分をエージェントするような感覚で企業にヒアリングしてみてください。そのことで、あなた自身に余裕のある雰囲気が漂います。

前を向き続ければ、デザイナーの転職は必ずうまいくい

デザイナーとしての自分を転職活動で高めよう

以上、デザイナーで転職がうまくいかない場合の対処法をお伝えしてきました。

小さなほころびに気づかずに、連戦連敗になっているデザイナーの方もいるかもしれません。

転職活動というのは、社会自身の自分自身を転職のフォーマットにデザインし、相手へ理解してもらうことです。

デザイナーであれば、転職における自分という商品をうまくデザインし、成約を上げたいところです。

転職活動に本質的に向き合えば、デザイナーとしての本質も同時に上がっていきます。うまくいかないのはむしろ、チャンスです。ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。

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