初心者向け!Webマーケティングにおける「アフィリエイト広告」とは?
皆さんは、「アフィリエイト」という言葉をご存知でしょうか?Webサイト運営経験者や、Webマーケティング担当者の方であれば、「アフィリエイト広告」を利用したことがあるかもしれません。また、「アフィリエイト」に興味があり、ブログを始めてみた人も多いでしょう。
しかし、「アフィリエイトって何?」という質問に、自信を持って答えられる人は、案外少ないのではないでしょうか?そこで当記事は、初心者向けに、Webマーケティングにおける「アフィリエイト広告」について徹底解説しています。また、「アフィリエイト広告」のメリットやデメリットにも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
アフィリエイト広告とは?
まずは、「アフィリエイト広告」とは何か、分かりやすく解説していきます。
アフィリエイトとは、媒体主が自分のWebサイトやブログに「おすすめ商品・サービス」の広告を掲載し、その広告を介して売上が発生した場合に、売上の一部が広告主から媒体主に支払われる、という仕組みのこと。媒体主を、アフィリエイターと呼ぶことも多いです。
急速にインターネットが発展した1990年代後半、米アマゾンドットコムが、初めてアフィリエイトプログラムを開始しました。その後、アフィリエイト広告の普及が進み、今日では、実に多くの企業がアフィリエイトを利用するようになりました。さらに、個人でも簡単にWebサイトやブログを作れるようになったことで、多くのアフィリエイターが誕生し、今もなおアフィリエイト市場は拡大を続けています。
アフィリエイト広告の仕組み
続いて、「アフィリエイト広告の仕組み」について解説します。
アフィリエイト広告について理解するために、まずは、以下の3つの存在を頭に入れてください。
・媒体主
・広告主
・ASP
媒体主(アフィリエイター)とは、自分のWebサイトやブログに、「おすすめ商品・サービス」の広告を掲載する人です。掲載した広告を介して、おすすめ商品・サービスが売れた場合、おすすめ商品・サービスを実際に提供している企業(広告主)から、売上の一部を受け取ります。
広告主とは、自社の商品やサービスを売りたい企業のこと。売上を増やすために、自社商品やサービスを、媒体主(アフィリエイター)に紹介してもらいます。そして、媒体主経由で売上が発生した場合、売上の一部を媒体主に支払います。
ASP(Affiliate Service Provider)とは、媒体主と広告主をつなげる仲介役のこと。具体的には、A8.net・バリューコマース・afb・もしもアフィリエイト・アクセストレード等の企業が有名です。
ASPが存在しなくても、アフィリエイト自体は成立します。しかし、広告主は、一人ひとりのアフィリエイターと個別に契約しなければならず、管理も大変です。アフィリエイターも、広告主企業一社一社と交渉し、契約を結ばなければならないので、アフィリエイトのハードルが上がってしまうでしょう。
アフィリエイト広告の仕組みを、簡単な流れで説明すると、以下のようになります。
1.自社商品・サービスを売りたい広告主企業が、ASPに登録する
2.媒体主(アフィリエイター)が、ASPを活用し、自分のWebサイトに掲載したい商品やサービスを探す
3.ASPが仲介役となり、広告主と媒体主(アフィリエイター)の間で契約が成立する
4. 媒体主(アフィリエイター)が、自分のWebサイトに、商品やサービスの広告を掲載する
5. 媒体主(アフィリエイター)のWebサイトを見た一般ユーザーが、広告を経由し、商品やサービスを購入する
6.広告主に売上が発生する
7.売上の一部が、広告主から媒体主(アフィリエイター)に支払われる
アフィリエイト広告のメリット
広告主と媒体主それぞれの立場における、「アフィリエイト広告のメリット」をご紹介します。
広告主(企業側)のメリット
広告主にとっての、「アフィリエイト広告のメリット」は、以下の通りです。
・費用対効果が高く、失敗するリスクが低い
・マス広告と比べると、初期費用が少ない
・認知度の拡大が期待できる
媒体主(アフィリエイター側)のメリット
媒体主(アフィリエイター)にとっての、「アフィリエイト広告のメリット」は、以下の通りです。
・金銭的負担が低い
・時間や場所の制約がない
・在庫リスクがない
・上限なく稼ぐことが可能
アフィリエイト広告のデメリット
最後に、広告主と媒体主それぞれの立場における、「アフィリエイト広告のデメリット」をご紹介します。
広告主(企業側)のデメリット
広告主にとっての、「アフィリエイト広告のデメリット」は、以下の通りです。
・売上が発生しなくても、初期費用や月額費用がかかる
・商品やサービスに需要がない場合、広告の効果は薄い
・悪質なWebサイトに広告が掲載され、ブランドイメージが下がるリスクがある
媒体主(アフィリエイター側)のデメリット
媒体主(アフィリエイター)にとっての、「アフィリエイト広告のデメリット」は、以下の通りです。
・集客やセールスのテクニックが必要
・成果が出るまでに時間がかかる可能性がある
・費用対効果が極端に低い可能性もある
まとめ
初心者向けに、Webマーケティングにおける「アフィリエイト広告」について徹底解説しました。また、「アフィリエイト広告」のメリットやデメリットも紹介しました。アフィリエイトの重要性は、年々高まっています。ぜひ当記事を参考にしながら、アフィリエイト広告に対する理解を深め、Webマーケティングに活かしてください。
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