新聞記者の転職はクリエイティブ業界がお薦めな5つの理由
新聞記者の転職はクリエイティブ業界がお薦めな5つの理由
新聞記者の就職に関する検索ニーズを閲覧していると、転職意識がかなり高いようなキーワードが多く見受けられます。
「新聞 から転職」
「記者 向いていない」
「新聞記者 辞めたい」
「新聞記者 転職できない」
「地方紙記者 転職」
「記者 広報 転職」
「記者から コンサル」
「転職 エージェント 新聞 記者」
新聞記者の方の転職にはさまざまな選択肢があるかもしれませんが、クリエイティブ業界にはマッチングするものが多く、お薦めです。
そこで、今回は、新聞記者の転職はクリエイティブ業界がお薦めな理由を5つ解説していきたいと思います。
理由1:先進的なメディアにはない「現場力」がある
「足を使う」行動体質がクリエイティブ業界で大きな力となる
新聞記者の方は、「体当たり取材」といった現場に足を運んで情報を獲得する行動体質が備わっています。もちろん、新聞記者自体も、テクノロジーが進化し、時代のスピーディーさが増す中で、現場力は削がれているかもしれません。
新聞の媒体でなくても、「経営者にインタビューし、文章に起こして記事を書く」といったような制作会社は存在します。
どんな場所でも立ち向かわざるを得ない経験をした新聞記者は、制作会社でのインタビュー業務などはかなりやりやすいと感じるでしょう。
理由2:日々を乗り越える「タフさ」がある
新聞の制作フローで鍛えられた体力がクリエイティブ業界で大きな力となる
新聞は毎日発行に追われているのが一般的です。日々が納品で、納品に向けてスピーディーな対応が強いられます。
だからこそ、新聞記者はどんなクリエイティブ業務も乗り越えることができます。日々のスピーディーな業務の中で、アポ取り、インタビュー、執筆、校正など、総合的に行った経験があるのであれば、動画制作会社のアシスタントディレクターにも向いているでしょう。
もしくは、動画メディアを立ち上げたい企業のインハウスのディレクターやプロデューサー業務にも向いています。
クリエイティブ業務をこなすタフさがあれば、後は、自分がこなすジャンルに対するリテラシーを突き詰めるだけです。たくさんの制作物を研究したり、制作者の気持ちやスキルを理解したりできれば、ADやディレクターやプロデューサー職への適性も高くなっていきます。
理由3:Webの人間にはない「細やかさ」がある
新聞記者の印刷への意識がクリエイティブ業界で大きな力となる
初めからWebの世界で経験していたクリエイターの中には、大きな力があっても、細かいミスが多い人も少なくありません。「アップロードしてミスがあったのなら後から直せばいい」といったように、「ミスありき」で仕事をしているケースもあります。
もちろん、「先にどんどん作っていく」というスタイルがWebの場合は功を奏することもたくさんあります。しかし、Webに関するクリエイティブな仕事でも、「まずミスは許されない」というものもあります。また、Webを専門とする制作会社が、印刷媒体の仕事も同時に引き受けることがあります。
新聞記者は実際に印刷前にミスを十分にチェックし、「ミスがないことが至極当たり前」を毎日続けています。
だからこそ、新聞記者が転職活動で自らの細やかさをきちんとアピールすることができれば、多くのクリエイティブに関する企業から受け入れられるようになるでしょう。
理由4:独自の「リソース」がある
新聞記者の仕事を通して得られた資産がクリエイティブ業界で大きな力となる
新聞はマスメディアに属し、独立的で閉鎖性のある世界のようにも感じます。また、新聞は、あらゆる分野を取り扱います。世の中の注目や動向に合わせて、全ての分野からトピックを選んでいきます。
新聞記者だからこそ立ち入れる世界もあり、その中で得られる人間関係もあるでしょう。新聞記者によっては、取材を重ねる中で増える人脈もあるはずです。その人脈は、まったく違う業界で役に立つものです。
理由5:キャリアの掛け算を起こしやすい
新聞記者というブランドがクリエイティブ業界で大きな力となる
新聞記者の方が、自分たちの職業をどのように感じているかは分かりませんが、やはり、新聞記者は「選ばれし者」が成れる職業です。
そして、次のキャリアでもう一つの専門性を高めたとき、新聞記者であったことが大きく際立ちます。
・元新聞記者のWebデザイナー
・元新聞記者のWebディレクター
・元新聞記者の動画クリエイター
・元新聞記者のマーケター
新聞記者の後に、自分の現状でできる仕事へ転職するのも良いかもしれませんが、新たなクリエイティブスキルを積み上げることにチャレンジすれば、その後のキャリアはとても面白いものになるはずです。
最後に:新聞記者のクリエイティブの潜在能力は大きい
だからこそ、クリエイティブに日頃から多く触れていこう
以上、新聞記者の方の転職はクリエイティブ業界がお薦めである理由をお伝えしてきました。
新聞記者で過ごしている日々はとても貴重だと感じます。毎日を乗り越えていることで、潜在能力は大きくなっています。
新聞記者から違う業界の転職で、新聞記者であることを生かすには、その業界を掘り下げることが大事です。深く興味を持ち、リテラシーを磨くことです。ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。
▼関連記事
・転職で裏切り者扱いにされる理由、最後の居心地を乗り越えよう
・「転職を繰り返す人生」が時代に追いついてきている
・同業他社転職大全:成功する?失敗?ばれる?危険?などなど