フリーランスが良い人脈を築く方法・人付き合い
フリーランスと人脈
人脈と技術があれば、仕事はずっと得られる
フリーランスで稼いでいる方の中には「今定期で仕事をくれてるクライアントが突然いなくなったら…」と不安な方も多いと思います。
逆に、フリーランスの中では「常にいろんなところからお声が掛かっているけれど、毎月どれかを選ぶしかない」という嬉しい悲鳴をあげている方もいます。
仕事は人から貰う
この当たり前すぎるけれど、大切な事実を見つめ続けることこそ、フリーランサーとして生きるコツと言えます。フリーランスとして技術が優れているという土台があり、人脈があれば、仕事はずっと得られていくでしょう。
多くのフリーランスが人脈を信じていない
稼げないフリーランスこそ人脈に短絡的である
人脈を語る際によく用いられるのが「六次の隔たり」です。六次の隔たりとは、全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、6回の過程を踏めば、誰にでも会えるという仮説です。
六次の隔たりを聞いて、「そうだよね!」と「そんなわけないじゃん!」と思うフリーランスに二極化すると思います。それは、人脈の恩恵を受けたかどうかの経験値の差によるでしょう。
人脈というのは、掘り下げることを前提に動くからこそ、恩恵を受けることができます。例えば、目の前にいる人が、仕事を得ることに直接関与しなそうな人であっても、きちんと向き合うことによって、その人が別の人を紹介する可能性が生まれるわけです。
人脈を築くのが下手なフリーランサーは、その場に出て、すぐに成果を求めようとします。人脈を築くのが上手なフリーランサーは、とにかく出会った人を大切にします。だから、出会った相手が別の人を自然に紹介してくれます。それが続いていくと、紹介された人が実は自分のサービスとマッチしていたということが起こり、仕事として成立するわけです。
フリーランスが質の高い人脈を方法
出会った時のスキルと個性が人脈の質を変える
サクッと人脈を築き上げるフリーランサーはどこにでも存在します。「あの人、めちゃくちゃ出不精なはずなのに、なんであんなに人脈があるの?」みたいなフリーランサーに出くわしたことはありませんか?
基本的にスキルが高ければ喜ばれます。発注権限を持っている人は、社会人として切磋琢磨している人が多いので、プロとして突き詰めている人を好みます。なので名刺からトークまで、あなたのプロ根性が滲み出ていると、あなたは自然に絡んでいるだけで、質の良い人脈を作れるようになります。
また、個性があると、かなり人脈はハネていきます。フリーランスの個性は性格的、人間的な部分もそうですが、能力的な個性があるとさらに良いです。デザインもできて、マーケティングも見れるだとか、プログラミングもできてセールスレターライティングに長けているとか、そういった感じです。
つまり、2つ以上の専門性を持っていて、それをきちんと打ち出せるときに、人脈は広がりを見せます。
スキルを高めることと人前に出ることをバランスよく
効率よく人脈を築いていく方法
「人脈を増やそう!」、そう思い立ったフリーランスが、異業種交流会のようなイベントにいきなり出まくったとします。でも、スキルに現状で魅力があるの場合以外を除いて、多くの場合は失敗します。
人脈を築くには、スキルを高める作業と、人前に出ることをバランスよく行うのがベストです。もしくは、そこそこのスキルを手に入れるまでは、人前にでないというのも良いです。
フリーランスとしての個性的な魅力を持っているときに人脈は広がります。
出会った人にひたすらコーチングする
可能性を見出してくれる人物とは脈を作りたくなる
出会ったときに「その人の将来性がさらに広がること」を提供できるフリーランサーの人脈はみるみる広がっていきます。さらに言えば、自分の持っている力やサービスで、「その人の将来性がさらに広がること」を提示できれば、すぐに仕事を得られます。
人が外に出る理由は、今を変質させたいからです。逆に今を変質させる必要がなければ、人にも会わないんです。つまり、目の前に人が現れた時点で、その人は、今を変えたいという思いがあります。そこに寄り添ってあげることが、人脈の質を高いものにします。
相手の可能性をとことん開拓し、相手の将来がよくなることを提示しましょう。妄想を論理的にする感覚でオッケーです。希望的観測に理詰めして、現実感を持たせていく感じです。それを聞いた相手はワクワクします。あなたの話をもっと聞きたいと思いますし、自分の本音をもっと開示したいと思うようになります。
そうやって、真摯に接しているからこそ、人脈というのは、太く厚くなっていくのです。
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