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フリーランスの編集者になるには?メリットデメリットもご紹介 
COLUMN 2019.12.04

フリーランスの編集者になるには?メリットデメリットもご紹介 

編集者の道を極めたい人にとっては、フリーランスの編集者になることは1つのゴールと言えるかもしれません。あこがれのフリーランスになるためにはどうすればいいのでしょうか?編集者がフリーランスになるメリットとデメリットとともに、フリーランスになって成功するためにするべきことをご紹介します。

編集者とは

編集者とは、雑誌や書籍などの紙媒体のコンテンツや、WebサイトやSNSなどのオンラインのコンテンツを企画し、中心となってまとめあげる仕事です。

企画の仕事では素材となる情報をいかに組み合わせるかのセンスが問われます。コンテンツはたくさんのパーツから成り立っていますが、個々のパーツを作ることは編集者の仕事ではありません。編集者は、個々のパーツを作り上げるクリエイターに仕事を依頼して、相談を重ねながら、一つのコンテンツを作り上げます。

紙媒体

紙媒体の編集者は、書籍や雑誌の編集を行います。雑誌を出版しているのであれば、編集者は雑誌のコンセプトに合った企画を考えてライターやカメラマンに仕事を依頼し、紙面にするためのレイアウトをデザイナーや印刷会社に依頼し、彼らとともに仕事します。編集者の役割は、雑誌作りの中心になって関係者全員に指示を出すことです。

オンラインメディア

オンラインメディアとは、Web上のメディアのことです。紙媒体で長い間下降傾向が続く一方で、Webメディアは順調に伸びており、フリーランスになれるチャンスも十分にあります。

オンラインメディアの仕事の流れは紙媒体とよく似ていますが、HTMLのエンジニアとやり取りする必要があるなど、関わる人々には違いがあります。ユーザーの反応を見ながらリアルタイムに改善したり、SNSを運用したりするなど、紙媒体とは異なる部分もあります。

編集者がフリーランスを選ぶメリット・デメリット

編集者はフリーランスを選ぶことで、最大限の行動上の自由を獲得できます。広い世の中を縦横無尽に駆け回っているうちに、ヒットを積み重ねて高収入が得られる可能性もあります。フリーランスは自由を得る代償として、仕事を自分でとるプレッシャーに耐えたり、会社員時代に享受していた福利厚生を放棄したりする必要性に迫られます。

メリット

編集者がフリーランスになる最大のメリットは自分で仕事を選べることでしょう。独立すれば誰かの指図に従う必要はなくなります。フリーランスは自分の信じる道を思う存分突き進めば良いのです。フリーランスの編集者は、ヒットを重ねることで、高収入も可能です。

自分で仕事を選べる

会社組織の一員であれば、自分の思いよりも会社の都合を優先しなければなりません。フリーランスになれば、思う存分編集の仕事に入れ込むことができます。自分で仕事を選べるメリットは他にもあります。会社員の編集者の多くは、激務と言えるほど多忙です。フリーランスは自分で仕事量を調節することで、自分の理想のワークライフバランスを実現できます。

高収入を得られる可能性がある

企画がヒットするのであれば、編集者に高いギャラを支払っても何の問題もありません。多くの企画をヒットさせた編集者には、高額のオファーが殺到するでしょう。高額のギャラは中間マージンを取られることなく、個人事業主である自分の懐に入ります。

デメリット

自分で仕事を獲得しなければならないことを、フリーランスのデメリットととらえる人は多いかも知れません。仕事を自分で集めることには、良い点もあるのですが、フリーランスになったばかりのときには大きなプレッシャーになることもあるでしょう。また、フリーランスは会社員ではないので、会社員として享受していた福利厚生や、事務のサポートもありません。

仕事は自分で集める

フリーランスは個人事業主なので、自分の事業の顧客は自分で集めなければなりません。このことは、編集者に限らず、すべてのフリーランスにとって最大の課題です。特に、フリーランスになったばかりのタイミングでは、これからも本当に仕事があるのだろうか、貯金は大丈夫だろうかなどと、メンタルにかなりの負荷がかかってしまうこともあるかもしれません。

福利厚生はなく、経理など、会社に任せていた仕事を自分でこなす

会社員時代には有給休暇や年金などの福利厚生がありましたが、フリーランスになればそれらも自分で考えて対処する必要があります。また、会社員時代は、売上や経費の管理、受注するときの契約書の作成、確定申告、交通費や備品の管理などは、すべて会社に任せて仕事に集中することができました。フリーランスは個人事業主なので、とくに独立した当初はそうした事務作業を自分でこなさなければなりません。

稼げるフリーランス編集者になるには

未経験者がいきなりフリーランスの編集者になっても仕事はとれません。組織の一員として編集の仕事を経験してから、フリーランスになるのが一般的なキャリアパスです。フリーランスは自分で仕事を取る必要があります。得意分野を持つことは、競争優位性につながるので、仕事を受注するうえで非常に有利です。

キャリアパスの形成

何の実績もない人に編集の仕事を任せようと思う人はいません。未経験者がいきなりフリーランスの編集者になれる可能性はほとんどないと言っていいでしょう。

フリーランスの編集者になるためには、前段階として会社員時代に実績を積んでおく必要があります。新卒を除けば、未経験者が出版社や編集プロダクションに正社員として採用されるのもかなり難しいでしょう。未経験者がフリーランスの編集者を目指すのであれば、非正規のライターや編集者として制作現場に関わってから、会社員として実績を上げ、最後に独立してフリーランスになるのが得策でしょう。

得意なジャンルを持つ

現場をそつなくまとめ、一定以上の品質のコンテンツを納品することは、会社員の編集者であれば評価に値します。しかし、フリーランスの場合、このジャンルはこの人と言われるような得意分野を持たなければ、仕事を獲得するのに苦労するかもしれません。そもそもフリーランスの最大のメリットは仕事を自由に選べることです。つぶしをきかせるためにさまざまな分野に対応できる力を持つことも重要ですが、それ以上に一つの分野を徹底的に追求することで、絶対に勝てる分野を作っておく必要があります。

フリーランスの編集者になってから

フリーランスは経営者なので、仕事を取るための人脈が欠かせません。また、経営者として、編集の仕事以外にも経理など管理の仕事をこなす必要もあります。

人脈を作る

コンテンツ制作の世界は、人脈によって仕事が回る世界です。フリーランスの編集者は、仕事を受注するためのクライアントの人脈と、仕事を実行するためのクリエイターの人脈の両方を持つ必要があります。フリーランスになってからも人脈を作り続ける必要があるのですが、会社員時代からクライアントやクリエイターと深く付き合うようにすれば、独立後すぐに仕事がなくなる事態を避けられます。

経理関係の知識をつける

経営者には営業の仕事以外に、事業の管理する仕事もあります。フリーランスになったばかりのときには人を雇う余裕もないので、経理やその他の雑務も自分でこなさなければなりません。

まとめ

編集者がフリーランスになれば、仕事を自分で選べび、好きなことだけをして生きていくことができます。フリーランスには仕事とプライベートを自分で調節したり、高収入をねらえるメリットもありますが、事業主としてリスクを背負ったり、経営管理の雑務をこなしたりする必要が出てきます。編集者がフリーランスにな履帯と考える方は、会社員時代に実績を上げるとともに、クライアントやクリエイターとの人脈を作り、経営能力に磨きをかけておきましょう。

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