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サポーターを超えたパートナーとして。メディカル領域を広く、深く網羅するクリエイティブの専門集団。
INTERVIEW 2020.3.19

サポーターを超えたパートナーとして。メディカル領域を広く、深く網羅するクリエイティブの専門集団。

株式会社マイティ・マイティ メディカルIT事業部 デザイナー/アートディレクター 櫻井登志子 ディレクター 笹岡大輔

情報の価値が最大化されつつあるいま、企業活動にとってクリエイティブの力は欠かせないものとなっている。オンライン・オフライン問わず、企業が発する情報の積み重ねの先にブランドという名の信頼が獲得される時代だからだ。であれば企業の広報宣伝に携わるクリエイターは、どんどんクライアントのインサイトへ入り込んでいく必要があるだろう。マイティ・マイティのメディカルIT事業部では、いち早くこの取り組みを実践。25年以上前より外資系大手製薬会社とのパートナーシップを深め、いまや同社にとってなくてはならないほどの存在感を発揮しているという。今回は現場で活躍中の二人に仕事の面白さ、やりがい、責任の重さなどを語ってもらった。

ハイブリッドな制作集団として

―まずはメディカルIT事業部の業務内容を教えてください

笹岡:製薬会社における社内外のコミュニケーションデザイン全般を手掛けています。Webがメインですが関連して紙のツールや動画作成のニーズも発生しますので、そちらについても全てカバーできるような体制を整えています。

櫻井:単にWeb制作だけじゃなくて、さまざまなデジタル施策も手掛けるし、事業の部分にも入り込んでいろんなプロジェクトにも参画していますよね。そういったクライアントの一員として機能する面と、一方での技術面に特化した依頼に対応する面。両方を持つハイブリッドな制作集団というのが一番わかりやすいかも。

笹岡:特に外資系大手製薬会社とは15年以上のお付き合いで、かなり深い関係性が構築されていますね。お客様からご紹介いただいたり、HPからのお問い合わせも増えてきていて…今後ますます発展していく勢いです。

櫻井:やはり専門特化していることの強みって大きいと思うんですよね。医療系ということで薬機法の改正のたびに表記ルールも変わるんですが、それを毎回キャッチアップできる制作会社ってそんなには多くないみたいで。医療代理店の方とタッグを組むときも、私たちのほうで細かい表現チェックまで担当させていただいたり。

笹岡:誇張表現なんかもそうだよね。製薬製品に関する情報って、実にセンシティブ。確定するまで一切表に出せないんです。だから僕らも情報の取り扱いには非常に気を使っています。

櫻井:一方で製薬会社としてはお薬を認知させていかなければなりませんよね、ビジネスとして。だからそこのアクセルの踏み方みたいなところは難しいんだけど、マイティにはノウハウが溜まっているからベストなジャッジができているんですよね。

笹岡:マイティの場合、体制も充実しているよね。客先に入り込んでプロジェクトにまで参画するマネジメントユニット、Webから紙まで制作などに特化したクリエイティブユニット、MAツールを駆使するマーケティングユニットがある。だからブランディングからプロモーションまで幅広く網羅できている。

―もともとお二人ともメディカルに詳しかったとか?

櫻井:いえ、私は大学を出て、アルバイトでマイティに入ってそのまま15年近く…というキャリアでして、製薬については全くの未経験でした。最初の仕事は外資系大手製薬会社の社内サイトの運用更新からでしたし。

笹岡:僕も以前は携帯の着メロ職人だった(笑)。勤めていた会社の方針転換によってコンテンツディレクターとしてキャリアは積んでいましたが、メディカル領域は素人でしたからね。

櫻井:でも、私もコツコツやっていくうちにすっかりベテランといわれる領域に。いまはアートディレクターとしてチームメンバーのマネジメントまで手掛けるようになりました。自分でも意外と長続き、っていうか夢中で取り組んでいたから、あっという間でしたね。

笹岡:僕も過去のスキルは活かせるところもありますが、基本的には入社してから身につけたものが多いですね。いまではクライアント内のデジタル施策を行っている部門でサポートスタッフとして業務に取り組んでいます。デジタルプロモーションの相談窓口というか、週の半分ぐらいはクライアント先に出向いています。

世の中のためになる仕事、というやりがい

―専門性が高い仕事だと思いますが、手応えを感じるのは?

笹岡:…達成感ですかね。クライアント先のプロジェクトで企画から入って、どんどん施策が形になっていく、というプロセスを経て何らかの成果につながる。その時の達成感が僕にとっては何にも代えがたいものです。製薬かどうか、というのはあまり関係ないかも。

櫻井:私はやっぱり製薬であることの重さ、責任、社会貢献みたいなものを感じます。お薬に関わる仕事ですから、世の中のためになるというか。製薬会社のポリシーとして、患者さんのよりよい生活のために貢献したいという側面がありますよね。そこをサポートしているという誇りが私たちのやりがいなんじゃないかな。

笹岡:うん、確かにそうだね。製薬だからといって専門的に凝り固まるわけではなく、製薬だからこそ味わえるやりがいはあるよね。もうひとつ付け加えると仕事のスケールが大きいこともある。クライアントと一緒になって考えて、プロジェクトを成功させようという気持ちで臨める仕事ばかり。それもモチベーションにつながっていると思います。

―メディカルの勉強などは必要ないんですか?

笹岡:いや、それは必要になります。僕もそうでしたし、櫻井さんもそうだったと思いますがみんな製薬業界の知識を持って入社してくるわけじゃない。仕事する上で必要な情報であり、知識ですから、そこは個人の努力で勉強し続けるべきなんじゃないかな。

櫻井:逆にいえば、どのような仕事においても一定以上の専門性は必要なはずですから、きっと同じなんだと思います。違いがあるとすれば…プロモーションの設計がちょっと複雑ですよね。

笹岡:確かに。医療用医薬品の場合は、ドクターへの情報提供やフォローアップは欠かせないし、もちろんBtoBの側面もある。タッチポイントとしては一般的な消費財とは違うかもですね。

櫻井:一方、市販薬なんかは、私たちが個々で動いていることは有機的につながっている気がします。日々のプロモーションなどを見てかもしれないし、ブランディングが影響していることもありうる。イメージでこの薬使ってみるか、なんてことだってあるから。

笹岡:ただWebを作るだけではなく、業界の仕組み全体を理解し戦略を考える、まさにそこがコントロール難しいけど、面白みを感じるところでもありますよね。

―この仕事で手に入るスキルってどんなものでしょう

笹岡:クライアントにしろ、社内にしろ、とにかくたくさんの人との絡みがあること。そこから非常に多くの学びが得られるんです。相手が大きなグローバル企業ですからね。100人以上の人と関わりを持って仕事を進めていく。これがかなり勉強になります。

櫻井:たとえばどんなこと?

笹岡:それだけたくさんの人がいるってことは、いろんなタイプがいるわけですよ。ひと言で通じる人もいれば1から説明が必要な人もいる。どっちがいい悪いじゃなくてね。そうした、相手によって仕事の進め方を変えていくこと。これは僕のそれまでのキャリアでは得られなかった学びなんです。

櫻井:なるほどね。ディレクターの仕事自体にも、そういう側面あるよね。相手との調整がメインというか、相手のことを考えた上で仕事の調整が必要という。

感謝の気持ちをやりとりできる環境

―事業部内の雰囲気ってどんな感じでしょうか?

櫻井:実は私、この数年間でライフイベントが盛りだくさんで。結婚して、出産して、育休入って復帰して、というサイクルを経験したんですが、やってみてこれは大変だなと。子育てしながら仕事をすることの難しさを実感したんです。娘のイヤイヤ期と繁忙期が重なるとか(笑)。

笹岡:どっちも手を抜くわけにはいかないからね。

櫻井:そうなんです。でも、周囲が協力的というか、チームで仕事を巻き取れる体制ができていて助かりました。おかげで自分でできるところはしっかりできて、いざというときにはきちんと休めた。メリハリをつけることができたんです。これは私以外にも言える事で、結果として事業部全体の残業時間なども、今はかなり短くなってきています。

笹岡:そういうときに飛び交うのがmyTポイントですね。スタッフ同士、誰かの何かに感謝したとき送れるポイントがあって、半期や期末で表彰されるピアボーナス制度があるんです。これはモチベーションアップ以上に社員同士のコミュニケーション活性化に役立っていると思います。

櫻井:やっぱり仕事の上でもお互いに共有しなければならないことが多いし、情報も感情も密にやりとりできる風土だなって感じますね。メンバーってみんな穏やかな人柄ばかりだし…。

笹岡:ギスギスした雰囲気になったのを見たことないですね。上下関係みたいなのもあまり感じないし。いわゆるトップダウンで何か降りてきて現場はその指示に従わざるを得ない、というようなことは一切ありません。

櫻井:逆に現場から建設的な意見があがれば、それを上がきちんと汲み取って検討してくれますし。それでいえば社員と派遣・業務委託さんの間にも全く壁がないよね。

笹岡:むしろ派遣・業務委託さんのほうが高い専門性を持っていて、社員がお話を聞きにいき感謝するというような場面が多いと思います。

―仲間になれるかどうかは人柄がカギを握っているんですね

笹岡:コミュニケーションスキルは必須かもしれませんね。この仕事に大切なのも、マイティで仕事を楽しむためにも。相手の話を汲み取って理解し、自分の考えを自分の言葉で伝えられるかどうか。どんどん意見を言える人がいいですね。

櫻井:制作という仕事が好き、っていうのは大前提として、誰かのために何かをするのが好きなタイプが向いてると思います。いまのメンバーって助け合うことが多くて、まとまっているので。そういう、誰かのために、ということが苦じゃない人。

―ありがとうございます!最後に、今後のキャリアビジョンをお聞かせください

櫻井:社内で、特に制作部門では出産経験者があまりいないので、私がロールモデルになっていけたらと思っています。女性社員が多いので、これから出産というライフイベントを迎えてもきちんと職場に戻ってまた第一線でがんばれる。そういう道を切り拓いていきたいです。

笹岡:いいね、女性クリエイターのロールモデル。

櫻井:あと私の場合、社歴が長いので会社に対してどれだけバリューを出していけるか、ということもシビアに追求したいところです。

笹岡:僕はいまリーダーなんですが、今後はさらにその上を担えるようになりたい。もっと全体を俯瞰して見る力、広い視野を身に着けたいです。一方クライアントに対してはさらに大きなプロジェクトを任せてもらい、そこで成果を出して信頼を獲得したいと思っています。

櫻井:信頼、大事ですよね!

笹岡:クライアントからも社員からも、何か困りごとがあればまず真っ先に僕のところに相談にやってくる、というぐらいの信頼を得るべく、日々精進していきます。

―ありがとうございました!

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・納品はゴールじゃない。ワンストップソリューションの仕掛け人たちが“選ばれる”理由。
・クリエイターのニュアンスをどこまで汲み取れるか。ディティールへのこだわりに命を吹き込むエンジニア。

株式会社マイティ・マイティ メディカルIT事業部

デザイナー/アートディレクター 櫻井登志子 ディレクター 笹岡大輔

<写真左>櫻井登志子
アートディレクター/デザイナー。これからマイティを志望する人へのメッセージは「専門的な分野だし作業内容も専門性が高いです。でも、何より大切なのは人とのコミュニケーションと自分自身のやる気。頑張り次第で専門性の壁はいくらでも越えられます!」

<写真右>笹岡大輔
ディレクター。これからマイティを志望する人へのメッセージは「何事も経験だと思って飛び込んできたらいいと思います。一見、難しそうでもコミュニケーションさえとっていければ、思いのほか楽しめるし、吸収力次第では未経験からでも1年でグンと伸びますから」

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