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グラフィックデザイナーを目指す方へ!関東の大学をご紹介!
COLUMN 2019.2.06

グラフィックデザイナーを目指す方へ!関東の大学をご紹介!

「多摩グラ」、「視デ」が何の略かご存知でしょうか?多摩グラは多摩美術大学グラフィックデザイン学科、視デは武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科を指します。どちらも関東にあり、グラフィックデザインを学ぶ事ができる有名な大学です。今回はグラフィックデザイナーを目指す方に向け、関東でグラフィックデザインを学ぶ事ができる大学をご紹介します。

美術大学・芸術大学に行くメリットとは?

グラフィックデザインを学ぶために美術大学や芸術大学に入るハードルは非常に高いです。入学に必要な実技試験の為に美術予備校に通い毎日デッサンを描き続けなくてはなりません。さらに人気の学科は10倍近い入試倍率をくぐり抜けなければなりません。何年も浪人し、苦労してやっと入学、なんてことも珍しくありません。それでも美術大学でグラフィックデザインを学ぶメリットとはどこにあるのでしょうか?

グラフィックデザイナーになるための最高の環境

美術大学・芸術大学に行く最大のメリットはグラフィックデザインを学ぶのに最高の環境だからだと言えるでしょう。最新の高スペックPCや大判プリンタなどの設備面でのサポートはもちろんのこと、受験戦争をくぐりぬけてきた、同じ目標を持った仲間がたくさんいることも大きな魅力です。ハイレベルな友人達と互いに刺激し合い、切磋琢磨しながらグラフィックデザイナーを目指す事ができます。また、キャンパス内にはデザイン学科だけではなく、洋画、日本画、彫刻科などがあり、今まで見てきた世界に無い、新たな発想、アイデアに触れることで、デザイナーとしてのクリエーションの幅が広がります。最近の積極的な学生はSNSを通して自分のアイデアを商品化、起業したりしています。そんな魅力的な人々との出会いは将来のグラフィックデザイナーとしての豊かな糧となることでしょう。

グラフィックデザイナーとしての将来性

美術大学のグラフィックデザイン学科は就職時に有利となる事もあります。大手広告代理店のデザイナー職は美術大学卒に限って募集することもめずらしくありません。デザイン事務所なども美術大学からインターン生を受け入れることがほとんどです。デザイン系の専門学校でグラフィックデザイナーを目指す事もできますが、美術大学卒でないとチャレンジできない機会が少なからずあるということなのです。

良くも悪くも放任主義な学校が多い

デメリットと捉えられてしまいそうですが、大学・教授が学生を積極的にフォローするということはあまり多くありません。つまり、自分で考えて行動し、課題をクリアしていく姿勢をとっていかなければなりません。もちろん、自発的に制作に取り組むことで、教授陣から評価され、適切なアドバイスをもらうことができます。主体性をもって行動すること、それは社会に出てグラフィックデザイナーになるならば当然持っていなければならない素養です。それが自然と育まれる環境であるといえます。

美術大学でグラフィックデザインのなにを学べるの?

美術大学でグラフィックデザインの何を学べるかということは、大学によってカリキュラムが大きく異なりますので一概には言えませんが、大まかにどのような流れでグラフィックデザインを学んでいくのかという概略をご紹介していきます。

グラフィックデザイナーとしての基礎と応用

1年生から2年生にかけては主にデッサンなど美術の基礎、制作に必要な各種デザインソフトの操作・テクニックなどを学習します。大学によっては課題の量がとても多く、いくつもの課題を同時進行で作業しなければならない事もあります。3年生以降は生徒自身が広告や編集、Webなどそれぞれの興味分野を掘り下げ、より専門的で高度な内容を学びます。4年生になると多くの大学でゼミに入ることが求められ、専任教員の元で卒業制作を行います。この卒業制作は将来的に就職の際に見せるポートフォリオに入ってくる場合も多くあり、重要なアウトプットとなります。

課題と講評会

1~2年生は非常に多くの授業を取る必要があり、基礎課題を短いスパンで幅広く実施します。これに対し、3年生以降は応用課題といって、大きなテーマの課題が与えられ、数ヶ月の長い時間をかけて自由に制作することが多くなります。これら課題に伴って行われるのが講評会です。講評会では制作した作品を講師が生徒全員の前で批評します。他人との差が歴然と分かるため、自分の立ち位置や実力を思い知らされる、厳しくも貴重な機会となります。

関東でグラフィックデザインを学べる、藝大&美大4校をご紹介

美術大学や芸術大学で学ぶ大まかな事柄が分かったところで、実際の関東にある芸術大学・美術大学を4つご紹介していきます。それぞれの学校が個性に溢れ、異なる魅力を持っているので、自分が行くならどの大学か考えてみてくださいね。

東京藝術大学

「芸大」の愛称で知られる、国内で唯一の国立総合大学として1949年に設立された大学です。美術学部と音楽学部に分かれており、美術学部のデザイン科でグラフィックデザイン学ぶことが可能です。少人数教育に力を入れ、既存の概念やジャンルにとらわれることなく、自由に才能を伸ばせる環境が整っています。グラフィックデザイナーの佐藤卓氏などを輩出しています。

武蔵野美術大学

1962年に設立された、「武蔵美(むさび)」の愛称で知られる私立大学です。造形学部の中に冒頭にも述べた「視デ」こと視覚伝達デザイン学科や基礎デザイン学科、デザイン情報学科など、グラフィックデザイナーを目指せる学科がいくつもあります。国内では最大の規模を誇り、教養のある美術家を養成する学校として、教養科目や異なる領域を学ぶ機会も用意されています。出身デザイナーとして、イラストレーターのリリー・フランキー氏らがいます。

多摩美術大学

1953年に設置された、「多摩美(たまび)」の名で知られる私立大学です。「多摩グラ」こと美術学部のグラフィックデザイン学科でビジュアルコミュニケーションの基礎から専門知識まで学ぶことができます。「問題解決のできる」クリエイターを育成するとし、3、4年次には「アートディレクション」、「クリエーション」、「グラフィックデザイン」の科目を組み合わせて履修することで、生徒が自らの専門性を磨いていくことができます。グラフィックデザイナーの佐藤可士和氏らの出身校です。

日本大学 芸術学部

「日芸(にちげい)」 という名で親しまれる日本大学の学部の一つです。デザイン学科では1年次のベーシックデザインにおいて横断的に様々な分野の基礎を学ぶことで、それらがどの様に関わり合っているかを学び、自分に最適な分野を選択することができます。3年次には社会におけるデザインの実践の場として「インターンシップ」や「産学連携プロジェクト」などの機会も用意されています。グラフィックデザイナーの中村至男氏らを輩出しています。

ここまで関東の美術大学についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。美術大学は非常に高い倍率を誇るばかりでなく、入学後もたくさんの課題や厳しい講評会など、卒業するまでに高いハードルがあるのは言うまでもありません。しかしながら、そこには机上では決して学べない経験と刺激、そして何よりかけがえのない出会いが待ち受けています。グラフィックデザイナーを目指している方は、まずは今回ご紹介した学校のオープンキャンパスなどで美術大学の魅力に直接触れてみてくださいね。


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