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PRになるためにスキルを磨こう!PRに必要なスキルを解説
TIPS 2020.1.09

PRになるためにスキルを磨こう!PRに必要なスキルを解説

PRという職種に憧れている方もいらっしゃるでしょう。しかし、PRはさまざまなスキルを総合的に活用する職種ですから、どのようなスキルを身につければ良いか分かりづらいのも確かです。

この記事では、実際にPRとして活躍するために必要な能力やスキルと、アピールの仕方をご紹介します。

PRの基礎知識

PRの目標は、企業と一般の人々との間に良好な関係を築くことです。PRはメディアやSNS向けに情報を発信して、人々に関心を持ってもらうことを目指します。

PRの具体的な業務は企業ごとに異なりますが、プレスリリースや資料を発信すること、記者会見や記者対応を行うことは共通しています。会議などでPRと混同されがちな用語として「プロモーション」がありますが、両者は異なる概念です。プロモーションが2通りの意味で使われることが、PRとプロモーションの違いをわかりにくくしています。

PRとは

PRはPublic Relationsの略であり、企業と消費者・生活者の間に相互利益をもたらす関係を築き維持する活動です。この目的を実現する手段として、プレスリリースや資料を作成してメディア企業に取り上げてもらったり、SNSでの発信が拡散されたりすることを目指します。メディアやSNSを通じて企業の活動やブランドの認知が高まった状態を、「パブリシティを獲得した」と言います。

PRの例

PRが具体的にどのような仕事であるかは、企業によって異なります。ここでは、多くの企業におけるPRが担っている役割を紹介します。

PRの社外向けの活動としては、プレスリリースの作成と配信、その他の資料の作成と配布、メディア企業の取材対応、メディア向け記者会見、SNSでの情報発信、消費者向けイベントの運営と開催、問い合わせ対応などがあります。その他、社内報など、社内向けの情報伝達を担当することもあります。

PRとプロモーションの違い

PRとプロモーションはしばしば混同されます。会議を始める前に、あらかじめ2つの言葉の意味を確認しておくと議論の混乱が避けられます。

プロモーションが2通りの意味で使われていることが、混同される理由のようです。まず、プロモーションは、購買を促すすべての活動の意味で使われる場合があります。この場合、プロモーションには広告宣伝、販促、PRが含まれます。また、プロモーションを販促の意味に限定して使うこともあります。この場合、プロモーションは販促、つまり値引き販売やクーポンなどで購買を促す活動を指します。一方、PRは、発信した情報をメディアやSNSを通じて拡散させる活動です。

PRに必要な能力

PRは総合的な仕事なので、さまざまなスキルを必要とします。PRには、問題が発生したときに速やかに記者会見を開き、必要があれば正直に謝罪するといった迅速かつ的確な対応が求められます。

効果的なPR戦略を策定するためには、自社について良く知るとともに、消費者や世間一般、PRを取り上げるメディアや記者それぞれについて、その時々に話題になっていることや、求められていることを知る必要があります。自社の内外について知るためには、情報を集めて分析する力が必要です。

自分で集めた情報に基づき、人々の心に届く情報を発信するための発想力も、PRにとって重要な能力です。データ解析などのマーケティングに関する専門的な知識は、消費者の動向を知り、的確なPR戦略を立案するときに役立ちます。

問題発生時の対応力

不祥事や事故が起きたときに、記者会見を開いたり記者の質問に答えたりするのはPRの役割です。有事のときには迅速かつ適切なメディア対応が求められます。メディア対応を誤ると悪いイメージの報道が続き、企業イメージが大きく損なわれかねません。問題発生時に迅速で臨機応変に対応するためには、普段のトレーニングが欠かせません。

情報収集能力

自分の会社の業界内でのポジショニングや、消費者イメージを明確化できれば、より効果的なPR戦略を策定できます。自分の会社や業界、消費者のことを良く知ることが必要であり、そのためには情報収集能力が不可欠です。メディア企業に自社のブランドや商品を取り上げてもらうことは、PRのさまざまな活動の中でも特に重要です。

独自調査やSNSモニタリングにより生活者の意識を探ること、メディアの最新動向を把握すること、記者の考え方や意見を独自の人脈やルートで把握することは、PR担当者にとって重要な情報収集能力です。

発想力

自社の情報をメディアに取り上げてもらうためには、提供する情報に人を引き付けるポイントが含まれていなければなりません。独自の視点を見つけるためには、収集した情報のなかから「何か」を見つけ出す発想力が必要です。商品やブランドから発想が得られる場合もりますが、商品と生活者の関係や商品と社会の関係の中に、発想の種が埋まっていることが多いものです。

マーケティング知識

マーケティングは顧客の真のニーズや行動特性を探る活動です。そうした情報を得ることができれば、どのような商品を作ればよいのか、どのように購買を促せば良いのかがわかります。マーケティングは商品開発や広告・宣伝に直結する調査活動です。

マーケティングのスキルはPR戦略を練るときにも役に立ちます。データ解析などのマーケティングに役立つ専門的なスキルがあれば、PR戦略を立案するときに消費者や生活者の動向を調査したり、PRが実際に人々の行動に影響を及ぼしたかを検証したりすることができます。

PR業界の現状

PRの仕事に就きたいのであれば、一般企業のPR職だけではなく、専門的なPR会社も考えるべきでしょう。大量に情報が流通し広告・宣伝のプレゼンスが低下する中で、戦略的なPRに力を入れる企業が増えました。こうした流れは、専門性のあるPR会社に対する需要の高まりにもつながっています。

拡大を続けるPR業界は恒常的な人手不足状態にあり、PR業界は転職が多く、中途採用に寛容な業界です。未経験者がいきなり企画職に就くのは難しいかもしれませんが、営業職やメディアプロモーター職の採用は増えています。一度そのような職についてから、企画職を目指すという道もあります。

的確なアピールの仕方

PRは人気の仕事であり、多数の応募者の中から選ばれるのは簡単なことではありません。自分ができないことや、したことがないことをアピールしてはなりませんが、事実を正確に伝えながらも、アピールで工夫すべきことはいくつもあります。自己PR文であれ、面接であれ、実績を具体的にアピールするのが、もっとも相手の信頼を獲得できる方法です。漠然とスキルを述べるのではなく、個別のスキルを具体的な実績に絡めてアピールすることや、期間などの具体的な情報で経験をアピールすることが効果的です。

仕事への対応力

採用企業が最初に確かめたいことは、応募者が自社のPRの仕事を本当にこなせるだろうかということです。PR業務の実績や、PRに関連した業務の実績があれば、企業は安心して仕事を任せることができます。仕事への対応力を示すために、過去の実績を整理して、自己PRや面接のときにアピールしましょう。

社内報やプレスリリースの作成、SNSでの情報発信、メディア対応履歴などの実績をファイルして、いつでも人に説明できるようにしておきましょう。企業の求人を良く読み、求めるスキルや人物像に合った実績をアピールしましょう。

特定のスキル

PRのスキルがある、広報のスキルがあるというだけでは、漠然としていてどのようなスキルがあるのかわかりません。PRや広報の業務内容は企業ごとの差が大きいので、応募者にとっての「PRスキル」と採用企業にとっての「PRスキル」の意味が違うかもしれません。PRは総合的な仕事であり、用いるスキルもさまざまです。スキルをアピールするときには、ライティングのスキル、画像処理のスキル、データ処理のスキルなどの個別のスキルを、実績と絡めてアピールしましょう。

経験の豊かさ

PRや広告の世界では経験が重視されます。経験をアピールするためには、期間を訴えるのがおすすめです。広報〇年、広告・宣伝〇年、マーケティング〇年と明確にすることで経験をアピールできます。書面でアピールするときには、その期間にしていたことを具体的に記載しましょう。面接の場面でも、同じように「していたこと」を具体的に話すようにしましょう。

まとめ

PRは、発信した情報をメディアやSNSに取り上げてもらうことで、企業やブランドに対する認知を高める役割を担っています。発信した情報を取り上げてもらうためには、トレンドをつかみ、発想豊かな切り口で情報を発信しなければなりません。

PRの就職先としては、一般企業のPR部門とPR会社があります。自分の能力やスキルをアピールするためには、具体的な実績を強調する方法が有効です。

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