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TIPS 2019.3.10

クリエイターのはじめてのGoogle Analytics(概要編)

サイト分析の基本となる「Google Analytics」。無料ながら非常に機能も充実しており、基本的なWEBサイトの指標は全て取得できると言っても過言ではありません。一方で機能が充実してるあまり、初めて触れる際はどこで何をしたら迷ってしまうこともあります。

今回はGoogle Analyticsでできる項目の大枠に触れ、分析する際のポイントを解説していきます。
なお、Google Analyticsの画面は、表示するレポートの種類が左側のサイドバーに表示され、グラフや表などの結果が右側のメイン画面に表示されます。今回は左側のサイドバーにあるレポートでそれぞれ分析できることを噛み砕いていきます。

サイトに誰がきているかを知る「ユーザー」

まずレポートの中の「ユーザー」について解説していきます。ユーザーのレポートでは、 自サイトにどんな人が来ているかを分析できます。具体的にはユーザーのアクセスしているエリア、デバイスやブラウザ、年齢や性別、興味のある領域(インタレスト)などを捕捉することができます。

ではこの「ユーザー」のレポートはどのような観点で見ていく必要があるでしょうか?はじめに取り組んでおくべきこととしては、当初サイトに呼び込みたかった層がちゃんと来ているかを確認します。特に年齢や性別を軸に見ていくのがわかりやすいと思います。

サイトの運営をする際は、ターゲットを設定した上で色々とコンテンツを投下しているはずです。まずちゃんとサイトに来訪しているユーザーは狙いと合っているのかを確認していきましょう。関心やデバイスもユーザー属性に依存しますので、まずはユーザーの属性を確認し、そこから分析を深めていきましょう。

サイトにはどこから流入があるかを知る「集客」

ユーザーでサイトに来ている層を知ったら、次はその層がどこから流入しているかを捕捉する「集客」のレポートを見ていきましょう。集客ではユーザーが何をきっかけにサイトに来訪しているか知ることができます。最も大きい分類である、「チャネル」では以下の4分類が代表的です。

・Organic Search・・・検索エンジンの検索結果から流入(SEO効果といえる)
・Direct・・・ブックマークなど参照元がないもの
・Referral・・・参照元のある流入(例:被リンクを受けた他サイトなど)
・Social・・・ソーシャルメディア

他に広告からの流入や、Eメールからの流入を示すものもありますが、まずこの4つを押さえておきましょう。ここの「チャネル」でどこから流入しているかを把握し、強い流入元を伸ばしたり、逆に弱い流入元を改善するなどして、サイトへの集客強化の施策検討に繋げていきます。

「集客」ではその他に広告やソーシャルメディアを細かく分析することや、Google Search Consoleと連携することで、どんな検索クエリで流入しているかを知ることもできます。

サイト内でどんな動きをしているかを知る「行動」

ここまでユーザーの属性や、どこからサイトに来たかを見て来ました。次は「サイト内」でどのような動きをしているかを見ていきます。サイト内での動きは「行動」のレポートで知ることができます。

「行動」のページはできることが多岐に渡りますが、まずは今までのユーザーと集客のレポートで見た流れを受け継いで見ていくことが分かりやすいです。集客でどこから自サイトに来たかは見ましたが、行動ではサイトのどのページに流入したかをまず初めに確認しましょう。ここは「サイトコンテンツ」>「ランディングページ」で確認することができます。

次いで「全てのページ」でどのページが多く閲覧されていて、「離脱ページ」でどのページでサイトから離脱しているかを確認します。つまりサイトの来た時の入り口、サイト内のページ全体、サイトからの出口をそれぞれ確認します。入り口から経由ページ、出口までを一貫で見ることができる「行動フロー」などもありますが、最初はなかなかわかりづらい面もあります。

まずは点で入り口となるページ、見られているページ、出口となるページを把握してユーザーがどんなニーズで来訪し、どんなページを見て、どのページで離脱しているかをざっくりと把握しましょう。さらに行動では個別のアクション(例えばボタンのクリックなど)を「イベント」として把握することも可能です。分析を深める際は多用するので、ぜひ押さえておきましょう。

サイトの目的は達成されているかを知る「コンバージョン」

「ユーザー」から「行動」までで流入からサイト内での動きはほぼ捕捉できました。ただしサイトを運営している以上、そのサイトで重視している指標があるはずで、その指標を見ていかなければいけません。具体的には、ECサイトであれば「会員登録」「購入」、予約サイトであれば「会員登録」「予約」などです。ここを分析していくレポートが「コンバージョン」になります。

コンバージョンのレポートを使っていくためには、各サイトごとに目標項目を設定していくことになりますが、実は集客のレポートにも目標項目として追加することが可能です。つまり例えば「会員登録」という目標を設定した場合、「集客」の「ランディングページ」レポートで、最初に流入したページ別の訪問数と、そのうち「会員登録」という目標に至った数を並べて比較することができます。

目標達成数を分子にし、目標を達成しうる母数(例えば訪問数)を分母にして除したものを、コンバージョンレート(CVR)と呼びます。前述の例だと、CVR(会員登録率)=会員登録数/訪問数(いずれもランディングページ別)というように測定します。目標を追う際にはこの実際の達成数(コンバージョン数)とコンバージョンレートを並行して見ていくことが多いため、実務上は集客で目標の達成度合いまで見ていくことが多い印象です。

ただし目標達成までの経路や、目標達成の直前のアクションなどを細かく見るためにはコンバージョンの各レポートが有用です。最初のうちは、集客で状況を追いつつ、徐々にコンバージョンのレポートを見ながら、プロセスを設計していく流れがよいと思います。 Google Analyticsはできることが多い分、どんな項目をサイトとして追っていくか、最初に定めておくことが非常に重要です。基本的にトラッキングする項目を決めた上で、想定と違ったり、トレンドから外れたりした時に、個別に分析をしていきましょう。

今回解説した流れは初めてGoogle Analyticsに触れるにあたっての、基本的には動きになります。ぜひこの流れでサイトを見ながら、どんどん分析を深掘りできるようにトライしていきましょう。


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