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TIPS 2019.3.07

【クリエイターのためのSEO】昔よくあったけど今は絶対やってはいけないSEO手法

Googleの検索ロジックは今はとても複雑になっているため、「確実にこれをやれば上位に表示される」というSEO手法はなくなってきています。ただ、今ほど検索ロジックが複雑でなかった時代、SEOでも様々な手段を使って検索結果に上位表示させることができました。
その中でも検索エンジンのアルゴリズムの抜け穴を通って上位表示するSEO手法は、「ブラックハットSEO」と呼ばれ、現在はGoogleのペナルティを受けるリスクが大きく、現在のほとんどのWEBサイトでは行われなくなっています。今回は現在のSEOで絶対やってはいけない手法について紹介していきたいと思います。

ブラックハットSEO対策となったGoogleの2つのアップデート

かつてのSEOでは行われていたのになぜ現在はペナルティをとられるようになったのか、 それはGoogleが「パンダアップデート」と「ペンギンアップデート」という、大規模な2つのアルゴリズムのアップデートを行なったことによります。
余談ではありますが、悪質なブラックハットSEOに対し、まっとうな手法によるものを「ホワイトハットSEO」と呼びます。この2つのアップデートは、「ブラック」と「ホワイト」を明確に分けるということで、「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」と名付けられています。

パンダアップデートは、2012年7月に行われたアップデートです。ユーザーにとって価値のない、低品質なコンテンツばかりのWEBサイトについては、パンダアップデートで検索結果の順位が大きく下がる結果となりました。

ペンギンアップデートは2012年4月に行われたアップデートです。パンダアップデートが「コンテンツの質」に対しペナルティを課したのに対し、ペンギンアップデートでは主に検索エンジンのアルゴリズムの抜け道をたどっている不正なSEO手法、とりわけリンクの操作を行なっているサイトに対し、ペナルティを課して大きく順位を下げました。現在やってはいけないSEOのほとんどはこのペンギンアップデートに大きく関連しています。

WEBサイトへの過剰なリンク生成はNG

かつてSEOに取り組む際に最も重要視されていたことの一つが、WEBサイトへのリンクの獲得です。Googleのサイト評価のアルゴリズムでは、論文の引用数などと同じく、そのWEBサイトにリンクが貼られている(参照されている)ということを価値としていました。 その結果プログラムによるWEBサイトへのリンクの自動生成や、相互リンクのみを目的としたリンクページの作成などで、このリンク評価のアルゴリズムをハックする動きが以前のSEOでは主流でした。

現在はよりリンク元のWEBサイトの評価を判断して、アルゴリズムがリンク評価を行うため、このようなリンクの操作についてはGoogleからペナルティを受け、全く有効に作用しません。
また他にも「隠しリンク」の手法として、小さな文字(文字の大きさを0にするなど)や画像にリンクを仕込んだり、画像の背後や画面外への配置、背景色と同色の文字色を利用するすることも、ペナルティの対象になります。
リンクは現在も重要なSEO要素であることは変わりはありませんが、より質の高いコンテンツを掲載して、自然に質の良いリンクを集めて行くことが現在のSEOでは必要になっています。また質の低いリンクはGoogleSearchConsoleで確認し、リンクの否認を行うなど、被リンク全体の質をコントロールしていくのが有効です。

キーワードの乱用を避ける

Googleの検索結果において、上位表示させたいキーワードを大量に記載することもかつて多く見られた手法でした。その手法についても、meta descriptionのkeywordに該当キーワードを入れたり、コンテンツの本文中に狙っているキーワードを散りばめるなどの現在もよく行われているものもあれば、背景色に同化するテキストでキーワードを大量に埋め込んだり、画像のalt属性にキーワードを大量に記載するなど、まさにブラックハットSEOと呼ばれるものなど多岐に渡ります。
ブラックハットSEOにあたるものはもちろんですが、meta descriptionのkeywordやキーワードの本文記載などもSEO効果のウェイトとしては、以前よりだいぶ下がっているのが現状です。
また大規模サイトではカテゴリなどの一覧ページでリンクの文字列に大量のキーワードを入れることもあります。例えばアルバイトサイトの場合、「北海道のアルバイト」「東京都のアルバイト」など、「アルバイト」というキーワードのリンク文字列が大量に生成されるような例です。こちらのような事例もペナルティに繋がりかねないため、あまり望ましくないと言われています。

クローラーへの偽装行為を避ける

先に述べたキーワードの羅列や、大量のリンクを掲載することは、ユーザーにとっても望ましくありません。そのため隠しキーワードや、隠しリンクなど、ユーザーには自然なコンテンツを見せながらキーワードやリンクの数を担保するという手法がなされてきました。この手法がリンク操作やキーワードの乱用の観点で望ましくないことは前述しましたが、こちらは更に「クローラーに対する偽装」という観点でのペナルティを受ける可能性があります。

またペナルティを受ける同様の例として、「クローキング」があります。「クローキング」とはユーザーとGooglebotに対し、それぞれ異なるコンテンツまたはURLを表示させることを指します。こちらについては、Googlebot側に正しいものを見せる場合もあれば、ユーザー側に正しいものを見せる場合もあります。あくまでもユーザーに表示しているものを、Googlebot側にも表示し、クローリング時にGooglebotの不要な誤解を招かないようにしておくことが必要です。

過去に効果的だったSEO手法は、Googleのアップデートでどんどん利用できなくなってきています。ただ逆に重視することは、小技を使わずユーザーを意識してコンテンツを作成し、クローラーに適切にページを認識してもらうというシンプルな形になってきているとも言えます。またGoogleでは「品質に対するガイドライン」で基本方針や具体的な事例の紹介も随時更新して紹介しています。こちらも押さえながら、よりユーザーに役立つサイト作りを目指していきましょう。


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