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Webライター初心者向け!読者に好印象を与える「ポジティブライティング」の基本
TIPS 2019.9.14

Webライター初心者向け!読者に好印象を与える「ポジティブライティング」の基本

皆さんは、コンテンツSEOという言葉をご存知でしょうか?コンテンツSEOとは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを積み重ねることで、検索結果の上位表示を目指すこと。Webサイト運営者であれば、コンテンツSEOを無視することはできません。では、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを制作するためには、どのような文章を書けばよいのでしょうか?

ライティングテクニックにも多種多様なものがありますが、まず押さえておきたいのが、今回ご紹介する「ポジティブライティング」。「ポジティブライティング」とは、その名の通り、読者に対してポジティブな印象を与えるためのライティング手法のことです。「ポジティブライティング」を身に付けることで、ライティング初心者の方でも、ユーザーにとって有益で読みやすい文章を書けるようになります。

当記事は、「ポジティブライティング」の基礎について簡単に解説しています。Webページを最後まで読んでもらうためには、ネガティブな文章ではなく、ポジティブな文章を書く必要があります。ぜひ当記事を参考にしながら、「ポジティブライティング」の書き方を学んでみてください。

ポジティブライティングとは?

皆さんご存知の通り、Webサイトでは、ユーザーに「ページを最後まで読んでもらう」ことが非常に重要です。なぜならば、ユーザーがページを読み進めることは、購入ボタンのクリックや資料請求の申し込みにつながるからです。また、伝えたい情報をしっかりと伝えられるからです。

文章には、「ポジティブな文章」と「ネガティブな文章」の2種類があります。当然ですが、「ページを最後まで読んでもらう」ためには、「ポジティブな文章」を書いた方が有利です。「ネガティブな話を聞いていて、途中で嫌な気持ちになった」という経験はありませんか?これは文章でも同じことが言えます。「ネガティブな表現を読んでいたら、途中でWebページの内容から気持ちが離れてしまった」「ネガティブなことばかりが記載されていたので、すぐにWebページから離脱した」という声は少なくありません。

Webサイトの運営を通じて、情報を発信するのであれば、ポジティブライティングを心掛けてください。ポジティブライティングとは、読者に対して「ポジティブな印象」を与えるためのライティング手法のこと。「能動的・積極的・前向きな文章」を書き、読者に好印象を与え、Webページを最後まで読んでもらいましょう。以下では、ポジティブライティングを行うためのコツを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ポジティブライティングのコツ

否定表現を避ける

ポジティブライティングを行うためには、なるべく否定表現を避ける必要があります。例えば、以下の例文を見てみましょう。

「当カスタマーセンターでは、土日祝のメール対応は行っておりません。」

確かに上記の例文は、意味が明確で、分かりやすい文だと言えます。しかし、否定表現を使われると、読者には「嫌な気持ち」が残ります。読者にネガティブな印象を与えないためにも、否定表現は避け、以下のように修正してみましょう。

「当カスタマーセンターでは、平日9時~17時にメール対応を行っております。平日の17時以降、及び土日祝に頂いたメールに関しては、翌営業日9時からの対応となりますのでご注意ください。」

二重否定を避ける

ポジティブライティングにおいては、二重否定も避けなければなりません。二重否定とは、否定したことを再び否定する文のこと。例えば、以下のような文です。

「当プロジェクトは、納期に間に合わないわけではありません。」

上記の文では、「間に合わない」と「ありません」という2つの否定表現が使われています。そのため、「結局どっちなの?」と読者を混乱させてしまう可能性があります。ライティング初心者の場合は、なるべく二重否定を使うのは避け、以下のように言い切ってしまった方が良いでしょう。

「当プロジェクトは、納期に間に合います。」
「当プロジェクトは、納期に間に合うでしょう。」

受動態を避ける

ポジティブな文章を書くうえでは、受動態ではなく能動態を使った方が効果的です。例えば、以下の受動態の例文を見てください。

「当社では、医療事業からの撤退が決められた。」

上記の例文では、撤退を決めたのは「当社」であるにもかかわらず、「受け身」の表現が使われています。受動態は、文章の内容をふんわりとさせる効果を持ちますが、どちらかと言えばネガティブな印象を読者に与えてしまいます。そのため、以下のように、能動態の文章に修正してみましょう。

「当社は、医療事業からの撤退を決めた。」

能動態に修正した文章の方が、積極的でポジティブな印象を与えやすいです。ポジティブライティングを実現するためにも、ぜひ、受動態を能動態に変更するクセをつけてください。

まとめ

「ポジティブライティング」の基礎について簡単に解説しました。Webページを最後まで読んでもらうためには、ネガティブな文章ではなく、ポジティブな文章を書く必要があります。ぜひ当記事を参考にして、否定表現・二重否定・受動態に注意しながら、「ポジティブライティング」の練習をしてみてください。

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