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UI/UXデザイナーが身につけておくべきスキルとは?キャリアパスもご紹介
TIPS 2019.9.06

UI/UXデザイナーが身につけておくべきスキルとは?キャリアパスもご紹介

最近よく聞くようになったUI/UXデザイナーという職種ですが、その詳細について知っている方はまだ少ないのではないでしょうか。

この記事では、実際にUI/UXデザイナーとして活躍するためにはどのようなスキルが必要なのか、どのようにキャリアパスを考えるべきかをご紹介していきます。

UI/UXデザイナーとは

UI/UXデザイナーは、クライアント・ユーザーの声をキャッチしながら仕事を進める「ユーザーを起点とする」職種です。

ここでは、UIデザイナー・UXデザイナー、それぞれの仕事領域と、UI/UXデザイナーとしての仕事内容をまとめました。

UXデザイナーが行う仕事

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは

UXは、フォントの読みやすさ・サイトの遷移や回遊のしやすさなど、サービスを通じて得られる体験のことです。良いUXのサービスはユーザーがやりたいことを楽しく体験できる・快適に使うことができるサービスと言えます。

なお、ユーザー体験の価値向上に、優れたUI(ユーザーインターフェース)は欠かせません。UIはUXに含まれるからです。もちろん、UI以外の要素もユーザー体験の満足度向上に影響を与えます。

UXデザイナーの仕事内容

UXデザイナーは、ユーザーには使いやすさ、クライアントには売上など「成果」をもたらすWeb上のサービス(機能と画面)を設計します。

具体的に、UXデザイナーはインタビュー・マーケティング・サイト解析などを行いながら”サービス全体の設計”をデザインしていきます。サービスを通して得られる体験は、ユーザーがやりたいことをスムーズにできるかがポイントです。単なる目的達成のための設計ではありません。

・ユーザーへの調査・分析:
ユーザーが求める機能・サービスは何かを調査します。ヒアリング・アンケート・Googleアナリティクス・ABテストなどを駆使します。

・ワイヤーフレーム作成:
調査・分析結果を元に、制作物のコンセプトを設定、ワイヤーフレームを決定していきます。

・デザイン設計:
設計図が完成したら、詳細設計に移ります。文字の大きさやフォントの他、デザインを考えていきます。使いづらいシステムではユーザーは離れていきます。UIを含め、UXデザイナーは知識・経験を活用して制作します。

・プレゼンテーション:
最終成果物が完成したら、プレゼンテーションを行います。企画・デザインの主旨や、デザインのメリットを説明しましょう。

UIデザイナーが行う仕事

UI(ユーザーインターフェース)とは

UI(ユーザーインターフェース)は、Web上のデザイン・使い勝手の良いレイアウト・文字のフォントや大きさ・ボタンなど、ユーザーの視覚に触れる情報全てを指します。ユーザーとサービス・デジタル機器との接点と考えてください。

UIデザイナーの仕事内容

UIデザイナーの仕事は、UIの表層部分をデザインすることです。設計されたUXの個々のシーンを具現化し、ユーザーが正しい方向へ移動できる、使いやすいシステム・ビジュアルをデザインします。

UI/UXデザイナーに求められるスキル

UXデザイナーに求められるスキル

ユーザーの立場で物を見る力

分かりやすさ・使いやすさを追求するため、ユーザーの立場でモノを見る力が必要です。プロジェクトごとにターゲットになり切り、ターゲットが何を求めているかを代弁できると良いでしょう。

また、ユーザーのペルソナ設定・起こり得る障害を考慮し、サービスリリース後も、ユーザーインタビュー・テストの結果を踏まえた改良が欠かせません。不満の声があれば、その解決策を提示することも必要です。

マーケティングの知識

ターゲットユーザーがWebサイトでどのような行動を取るのか、その行動・思考パターンを分析するマーケティング技術が欠かせません。UXデザインでは、SEOをはじめとするWebマーケティングなど、情報の設計も行います。

▼参考記事
【クリエイターのためのSEO】SEOを行うのに押さえておくべき基本ツール5選

コミュニケーション力

UXデザイナーは、デザインの設計を行って終わりという仕事ではありません。企画やデザインの意図を伝えるべく、デザインチーム内・マーケティングチーム・クライアントとのコミュニケーションが求められます。

また、デザインを扱う職種上、視覚的なコミュニケーションも有効です。言葉で説明するよりデザインを直接見てもらう方が効率的です。スケッチする能力・デザインツールの使用能力を併せて活用しましょう。

デザインツールソフトの使用経験

UXデザイナーに必須のツールではありませんが、Photoshop・Sketchが使えると業務を進めやすくなります。

例えば、プロジェクトについて視覚的コミュニケーションを取るとき、転就職時にも有利に働きます。
なお、PrincipleやAdobe After Effects CCを使うことができれば、動きを説明するときに役立ちます。この2つは動画制作用のソフトウェアであり、モックアップの作成・レイヤー操作からの動画編集に用います。

行動心理学/人間工学の知識

上述のマーケティング技術とは別に、行動心理学・人間工学の知識を修得することもおすすめします。ユーザーの行動を理解するのに役立てることができるからです。

UIデザイナーに求められるスキル

UXデザイナーの設計をもとに、使いやすいビジュアルをデザインします。このため、デザインソフトを使いこなすことが求められます。
必須ソフトとして、Photoshop・Illustrator・Sketchがあります。

▼参考記事
・短いサイクルでの検証にぴったり!デザインプロトタイピングツール5選

UI/UXデザイナーへのキャリアパス

Webデザイナーからのステップアップ

UI/UXデザイナーを目指す際のキャリアパスの一例として、Webデザイナーからステップアップする方法が挙げられます。

まず、Webデザイナーとして、あるサービスのデザインを務めることで、ビジュアルデザインについての基本的なスキルを身につけましょう。このとき既に、ユーザーに使いやすいデザインとはどのようなものなのかを考えながら仕事をすることが、後々のキャリアにつながってきます。

その後、サービス全体についてのノウハウを蓄積するためにWebディレクターやプロデューサーを務めてみましょう。Webサービスをビジネスとして俯瞰的に見る役職を経験することで、表面的なデザインだけでなく、本質的な体験としてのデザインを考える素地が身につきます。

それらの経験を元にUI/UXデザイナーを目指してみましょう。次にご紹介するUI/UXデザイナーの求人を応募する際の注意点を参考にしてみてくださいね。

UI/UXデザイナー求人への応募

日本において、UI/UXデザイナーはまだ新しい職種です。そのため、「UI/UXデザイナー募集」と表記されている求人にもかかわらず、実態としてはUIデザインのみの業務であるなど、本質的にはUXデザインの業務を実施できない場合が多々あります。

求人の情報を鵜呑みにすることなく、実際に現場のデザイナーとの面談を通じて、ユーザー体験をデザインできる業務かを確認しましょう。

まとめ

UI/UXデザイナーに必要なスキルや、考えられるキャリアについてご紹介してきました。今後、日本においても顧客体験全体をデザインするUI/UXデザイナーの需要が伸びると考えられています。UI/UXデザイナーになりたいと考えている方は、この記事を参考にスキルを習得してみてはいかがでしょうか。

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