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【第2回】現役コンテンツライターに聞く!コンテンツライターの稼ぎ方とは?どの様に収入を上げていくべき?
COLUMN 2019.2.15

【第2回】現役コンテンツライターに聞く!コンテンツライターの稼ぎ方とは?どの様に収入を上げていくべき?

前回の記事では「コンテンツライターになるためのノウハウ」をご紹介しました!続いて今回の記事では、現役のコンテンツライターの方へのインタビュー内容を元にコンテンツライターの収入について解説していきたいと思います。コンテンツライターの稼ぎ方、収入の上げ方について気になる方は是非、参考にしてください!

実際にコンテンツライターはどれくらい稼げる?

コンテンツライターの年収は「稼いでいる人」と「稼げていない人」でかなりの幅があります。トップクラスで稼いでいるコンテンツライターは年収2000万円クラスの方もいます。一方で、クラウドソーシングサイトで月数件の案件のみをこなすコンテンツライターは年収60万円以下というデータもあります。

稼いでいるコンテンツライターは取材で日本中を飛び回るほど忙しく、飛行機などの移動の合間ですらライティングをする超多忙な売れっ子ライターさんです。タレントライターとして、その人ありきの記事を書く事も少なくありません。書く記事はどんどんWebで注目を集め、次々に仕事が舞い込んできて、Webメディア等と一緒に企画を立ち上げるなど活躍されています。また、個人サイトをもっていて、記事のポートフォリオ兼アフィリエイト収入源としてWebライターの能力をフルに発揮されている方が多いです。

反対に収入が少ないコンテンツライターはクラウドソーシングサイトで、記事を書いている方のケースがほとんどです。月の収入は多い時で5万円程度。これには専業ライターではなく副業としてコンテンツライターの活動をしている方もいるので、収入が低い方の月収が5万円という事ではないので注意しておく必要があります。この層でライティングをしているライターの文字単価は1文字0.5~0.7円が相場です。実はこういったクラウドソーシングサイト経由でのライティング案件はコンテンツライティングとは言い難い現状です。記事の取材元はGoogleの検索にヒットした記事の流用である事が多く、現地で集めた情報や、詳細な商品リサーチで集めた情報ではないためです。

シンプルにコンテンツライターとして収入を増やしていく手段としては、他のライターでは書けないオリジナル(自身の仕事の知見や趣味で得た知識がそれにあたります)で面白い記事が書ける人、ジャンル問わず様々な記事が書ける人です。そして、多少文章が雑でも必ず納期を守る、さらに言うと納期前倒しで納品するライターはとても重宝されます。反対にライティングを小説執筆、自身の作品かのように時間をかけてしまい、納期を守らないライターは一番仕事が得られないタイプです。

フリーのライターは、どの様に収入を上げていくべき?

初心者、副業でライティングに挑戦するのであれば、最初は多少文字単価が安くても、クラウドソーシングサイトでライティング案件をたくさん受注してみることをオススメします。クラウドソーシングには、はじめての方向けの案件がたくさんあります。文字単価0.5円で3,000文字といったところが平均的な案件でしょうか。はじめは3,000文字を書き上げるのに何時間もかかってしまうでしょう。例えば、単価0.5円3,000文字の記事を書き上げるのに5時間かかった時の収入を時給換算するとわずか300円となってしまいます。しかし、何十件、何百件と案件をこなしていけば、ライティングのスピード、記事の構成力は間違いなく上がります。3,000文字を30分で書き上げることが出来るようになったとしましょう。すると、換算時給は1,500円に上がります。

このようにして、たくさんのライティング案件をこなしていると、メディアを運営している会社の担当がフィードバックしてくれるようになります。フィードバックを受けることで記事の品質は間違いなく上がりますし、それは自身のスキルとして蓄積されます。そうして実力がついてきたライターは会社が確保しようとします。すると文字単価も1文字1円〜2円と上がっていき、指名で仕事を請け負う事も増えていくでしょう。

沢山記事を書いた経験は、そのまま自身の実績として使うことができます。このメディアで、これだけの単価で仕事を受注した、これだけのPVを集めたなどです。その実績をアピールしてWebメディアの運営会社にヘッドハントされることも期待できます。ここまでくれば社内コンテンツライターとしての活躍の場も見えてきますし、安定した収入源をライターとして得ることができるようになります。

単価をあげていくために、長期的に勉強しないといけないことは?

文字単価を上げていく事がライターの収入アップに直結しています。そのためには、自身のライターとしての市場価値の高めていく事が重要です。クラウドソーシングでとりあえず書ける、自身の得意なジャンルの案件だけでなく、幅広いジャンルの案件を受注することでライターとしての幅を広げる事に挑戦しましょう。一般的にクレジットカードの比較など、金融系のライティングはサイトのアフィリエイトと密接な関係にある事もあり文字単価が高く設定されています。しかし、金融系の記事は正確性が大事なので綿密なリサーチが必要です。こうした難しい案件にもあえて挑戦してみることでリサーチ力を身に着け、コンテンツライターとして成長する意識をもつ事が大事です。

短期的に稼ぐだけであれば金融系の案件に絞り、クラウドソーシングで受注さえしていれば問題無いでしょう。しかし、長期的にコンテンツライターとして仕事を受注していく事を目的とするには勉強しておかなければならない事がたくさんあります。

SEOやWebマーケティングの知識は当然持っておかなければならない最低限の知識です。特にSEOはGoogleの検索アルゴリズムが改定される度にライターも新しい手法をすぐにキャッチアップし反映、過去の記事も改定といった事が求められます。また、クライアントによってはSEOの結果に伴い報酬が支払わる契約を結ぶケースもあります。検索結果の上位に表示されるということはそれだけクライアントに利益をもたらします。利益を生んでくれるライターが重宝されるのは当然の事ですよね?これがSEOの知識、テクニックがライターの最低限の知識として必要な理由です。

また、近年のCMS(コンテンツマネジメントシステム)の主流であるワードプレスやHTML、CSSについてもある程度の知識を持っておく事も必要でしょう。とはいえ、ライティングした記事を全てコーディングするなどといった話ではなく、HTML、CSSの最低限(hタグや改行、文字色の変更)の知識は持っているだけで、ライティングした記事がどの様な過程を経てWebサイトに表示されるか、それに適したライティングはできないかといったことを考えることができるようになります。

コンテンツライターの本領は長期的にユーザーとの関係を構築し、クライアントとユーザーの信頼関係を築くことです。反対にコピーライティングは短期的にユーザーの購入意欲を刺激し消費に直結させる技術です。一見反対のテクニックのコピーライティングですが、コピーライティングを勉強する事がコンテンツライターにとっても得るものが大きいです。コピーライティングとコンテンツライティングでは文章の読ませ方、文章の長さが異なります。コピーライティングは即座に商品の価値、魅力をユーザーに購買意欲を誘う文章です。商品の購入を促す文章にするためには行動心理学などの勉強が必要です。このコピーライティングの手法を長い目でユーザーとの関係性構築に置き換えて使う、コンテンツライティングに応用する機会はあるはずなので、機会があれば多少でも学んでみることをオススメします。

たくさんのジャンルの案件をこなした方がいいように、文字単価を上げていくには得意なジャンルにとらわれず幅広くアンテナを張ることです。Webのトレンドはハード、ソフト共に日々進化し続けています。つまり、一度何かを勉強したといって安心していると、半年後にはその勉強した内容は使い物にならないという事が起きる時代です。コンテンツライターとして収入アップ、文字単価アップ、さらに自身の市場価値を高めていくためには日々トレンドの勉強、リサーチを怠らないことです。

コンテンツライターの収入アップの手法を紹介していただきました。はじめは文字単価が低くてもコツコツとライターとしての実績を積み上げていくという、聞けば当たり前のような事を確実にこなすことでコンテンツライターでも高収入を目指すことが出来そうですね!特にクラウドソーシングはパソコンひとつあればライターの仕事を得る事ができますので、興味がある方は今からでもはじめてみてはいかがでしょうか!?


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