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今注目のWebクリエイティブ職種! UI/UXデザイナーになるためには?
COLUMN 2019.1.11

今注目のWebクリエイティブ職種! UI/UXデザイナーになるためには?

スマートフォンやタブレットなどの端末の普及に伴い、UI/UXデザイナーの活躍の場が増えています。現在、Webデザイナーやグラフィックデザイナーとして活躍されている方の中にもUI/UXデザイナーに転職を考えている方も多いのではないでしょうか?

Webデザインとしてひとくくりに語られる場合もありますが、 UI/UXのデザインとWebデザイン、グラフィックデザインには異なる部分が多くあります。今回、現役UI/UXデザイナーの方々に独自取材を行い、 UI/UXデザイナーになるにはどうすればいいか?をまとめました。

Q.UI/UXデザイナーになるために必要なスキルとは?

A. 最適な機能を考える力と美的センス

 

これまでは、グラフィックデザイナーがUI/UXデザイナーになるという流れが一般的でしたが、現在では認識が変わってきています。UI/UXデザイナーは美術大学のデザイン学部やデザイン専門学校でUI/UXデザインを専攻すればなれる職業という訳ではありません。現在のUI/UXデザイナーに必要とされるスキルは 最適な機能を考える力と美的センスです。

例えばスマホアプリのUI/UXを考えたときに、限られた制約(今のエンジニアの技術で出来ること、予算など)の中で どうすればユーザーのためのよりよいサービスになるか?を考えることが大事になってきています。ユーザーの要求を読み取り、理解する事ができる観察力や思考力はもちろん必要です。自分の感性に従っただけのデザインや、流行りのかっこいいデザインではUI/UXデザインは成り立ちません。

論理的思考力も必要とされる為、実は理系の方にも向いている職種と言われています。建築やプロダクトデザインといった、限られた制約(建築法やコスト、材質etc.)の中で 美しく機能的なデザインを組み立てるという経験を積まれた方も、UI/UXデザイナーに必要なスキルを身に着けているかもしれません。

また、ユーザーとエンジニアの間にたって、チームで一緒にサービスを作っていくため、 コミュニケーション能力も疎かにはできません。

Q. UI/UXデザイナーになるために最初にやることは?

A. まずは様々な製品、サービスに触れUI/UXを体感する

 

まずは理論を抜きにして、様々な サービスのUI/UXを体感する事から始めましょう。自分が普段使っている、もしくは評判の高いアプリなどのUI/UXデザインの構造を研究してみてください。なるべく幅広いサービスのUI/UXデザインとその意図をユーザー目線で知っておくことが重要です。

もちろん、様々なサービスに触れるためにUI/UXデザインに関するセミナー、スクールに通うという手段も有効です。ただし、どんな学習方法でも自分の言葉で良いUI/UXデザインを語れるようになることが重要です。実際の就職活動の場でも、幅広いサービスに対しての教養があれば、そのやる気を買われます。

ある程度既存のUI/UXデザインを追うのに慣れてきたら、Sketch、Adobe XDなど、UI/UXデザインに必要なソフトにも触れてみましょう。ソフトのテクニックに関しては参考書やWebサイトを使えば十分なスキルを習得することが可能です。ソフトの使い方に慣れたら、実際に自分で架空のサービスのUI/UXや既存サービスを改良したUI/UXをデザインしてみましょう。

 

Q. UI/UXデザイナーとして就職できた場合、その後の勉強は?

A. 日々アップデートされるトレンドに関心を持ち続ける

Webサービスのトレンドがとても変わりやすいという事はご存知かと思います。iPhoneやAndroidのアプリは、OSのバージョンアップやApple、Googleのデザインガイドライン改定といった常に変化し続ける環境にあります。ハードウェアのアップデートも1年単位で行われているということも忘れてはなりません。

UI/UXデザイナーは就職した後にも常に トレンドをキャッチアップしていく必要があります。言い方を変えればUI/UXデザイナーとして続けていけるかどうかは、現状に固執せずにトレンドに高い関心を持ち続けることができるかどうかに強く関わっています。

また、最新テクノロジーのキャッチアップも必要です。ソフトのコーディングを自分でする必要はありませんが、テクノロジーが進化すればよりよいソフト、UXをユーザーに提供できます。テクノロジーの進化によって何が変わったのか、何ができるようになったかを理解しておかなければならないので、 永遠に学び続けるという姿勢がUI/UXデザイナーには必要です。

また、製品やサービスは当然ながら、UI/UXデザイナーのアート作品ではありません。リリースした製品、サービスの良し悪しは数字として結果が示されます。自分が良いと思っていても結果が伴わない場合はUI/UXデザインに問題があったという事です。その際にはユーザーの声に耳を傾け、よりよいサービスになるように真摯に考えなければなりません。

 

Q. UI/UXデザイナーの長期的なキャリアパスは?

A. UI/UXデザイナーを続けるorプロジェクトマネージャーに

 

UI/UXデザイナーの需要は今後も増え続ける傾向にありますが、Web業界でみると未だに人材不足の職種です。現在Webデザイナー、グラフィックデザイナーの方はこれまでのキャリアを活かしてUI/UXデザイナーに挑戦するチャンスと捉える事もできます。

UI/UXデザイナーとして就職した後も常に最新トレンドをキャッチアップしユーザー目線でのデザインを忘れなければ、 良いUI/UXデザイナーとして前線で働き続ける事ができるはずです。

また、UI/UXデザインの領域を超えて、マーケティングなどサービス全体を管理する業務の経験を積めれば、 プロジェクトマネージャーへの道も開けます。

UI/UXデザイナーになるにはどうすればいいか?をQ&A形式でご紹介しました。グラフィックデザイナーとも少し違うUI/UXデザイナーの仕事の特徴が理解できたのではないでしょうか。UI/UXデザイナーへの就職、転職に興味があった方の参考になれば幸いです。

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